- Amazon.co.jp ・本 (592ページ)
- / ISBN・EAN: 9784044001056
作品紹介・あらすじ
日本人の美意識を決定づけた最初の勅撰和歌集。四季の歌、恋の歌を中心に、平安朝初期から100年間の名歌1100首を時間の経過や歌の照応関係に留意しながら20巻に整然と配列する。「ひさかたの光のどけき春の日に静心なく花の散るらむ」(紀友則)、「思ひつつ寝ればや人の見えつらむ夢と知りせばさめざらましを」(小野小町)など、現在にいたるまで人口に膾炙している多くの歌を擁する。訳と詳細な注を付けた文庫版の最高峰。
感想・レビュー・書評
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何を論じるにしても、避けては通れない。高田訳が丁寧で読みやすい。
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古今和歌集に収録されている和歌は、その後の時代も様々な和歌に本歌取りされるなど、日本文化の原点ともいえる役割を果たしてきました。そんな古今和歌集を今一度しっかりとよんでみませんか。この本は現代語付きでとっつき易いです。
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【由来】
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【期待したもの】
・どれを買おうかという検討材料。
【要約】
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【ノート】
・現代語訳が完備されてない方がいいから、やっぱりワイド版岩波文庫がいいかな。いつでも参照できるというのであれば電子書籍もありか。
【目次】 -
747「月やあらぬ春は昔の春ならぬわが身一つはもとの身にして」(業平)は、この本の訳ではこう書かれている。
「月はかつての月ではないのか、春は以前の春ではないのか。わが身一つはもとの身のままで。」……これって訳になってないと思うのだが。ほかにも疑問を覚える訳があり、私としては片桐洋一氏などの訳の方を勧めたい。 -
子規のバッシングにめげず古今和歌集。2017/7/10
わかりにくいものもあるが、すんなりと情景や心が入ってくるものが多い。「源氏物語」に古今和歌集の歌を踏まえた箇所が多くあるのでその点からみてもおもしろかった。2017/9/25 読了 -
言の葉…
四季のある国に生まれたことに感謝。
昔も今も
恋歌は切なくて美しい
日本語は素晴らしいと改めて感じる。
バッグに入れて持ち歩きたい一冊 -
古今和歌集を探し回り
小野小町の煌びやかな表紙に惹かれて
こちらを購入しましたが、
表紙のみならず 中身も素晴らしかったです。
全文に現代語訳が付いていて、
解説も付き 至れり尽くせりの一冊だと感じました。
文庫本で これだけ親切な本は有り難い。
初めてさんも和歌好きさんも買って損はないと思います。 -
気が向いた時にひらいて、気分にあった歌を探す。
季節ごとや、恋など、テーマ別にも歌を探せます。
歌の表現も切り口も、おもしろいと思うけど、もっと古典を勉強すればさらにおもしろくなるんだろうな。