古代からの伝言 日本建国 (角川文庫 や 41-1)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (461ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043828050

作品紹介・あらすじ

東アジアに足跡を残した初々しい日本外交の姿を卑弥呼と司馬仲達を中心に描き、正史「日本書紀」が伝える神武天皇の建国神話へとつなぐ。臨場感溢れる筆致で迫った画期的労作。「日本建国」「大和の青春」収録。

感想・レビュー・書評

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  • 三国志と邪馬台国がつながる出だしから心をつかまれる。
    邪馬台国と大和朝廷との関係性も、珍しい仮説で興味深い。
    とはいえ著者が想像をふくらませて書いている部分もあるから、これを真実と信じこんじゃうのはマズい。
    ただし、そのくらい面白い。

  • 卑弥呼とか日本武とか魏との関係とか第一代天皇とか興味深い。
    続きを早く読みたい。

  • シリーズを通じて、日本書紀に書かれていることは、ほとんどすべてが史実であるという立場で物語化している八木先生も、さすがに邪馬台国との関係はスルーできなかった様子。
    倭人伝に現れる狗奴国こそ、神武と欠史八代の勢力であり、大和に都する女王卑弥呼の国を倒して王権を打ち立てた勢力であるという「説」を織り交ぜて展開していきます。
    神武天皇、崇神四道将軍、佐保彦の乱、埴輪の起源、そして日本武尊…著名な説話が、生きていた人間の物語としてよみがえります。

  • はたして、日本人の何%がこの国の成り立ちを話せるだろうか?
    日教組の教育では教えない歴史がここにあります。

  • 邪馬台国と大和朝廷の関わりやエピソードを解説。ヤマトタケルが九州を平定し,更に東国に行った帰りに倒れるまで解説。
    物語ではなく,解説を中心として書かれている。
    古事記,日本書紀,三国志の記載から読み解いていく。

  • 三国志から邪馬台国を、日本書紀から大和建国を組み立てています
    シリーズ全部読みたくなりました

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著者プロフィール

1939年兵庫県生まれ。京都大学文学部卒。63年産経新聞に入社し、大阪本社編集局社会部長、同編集長、東京本社論説委員長を歴任。92年『ソウルに消ゆ』(筆名・有沢創司)で第5回日本推理サスペンス大賞受賞。古代史を体系的に描いた「古代からの伝言」シリーズで話題になる。

「2010年 『青雲の大和 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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