海の図 上 (角川文庫 は 20-13)

著者 :
  • KADOKAWA
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  • Amazon.co.jp ・本 (348ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784043520138

作品紹介・あらすじ

瀬戸内海に浮かぶ島で暮らす少年・壮吉は、二か月前から登校を拒否し、亡き父の生前の仕事を調べはじめた。父は、どうして家業であった漁師をやめ、電力会社の仕事を始めたのか?誰よりも島の自然を愛していたはずの父が、自然破壊をもたらす工事に加担したのは何故なのか?東京から来た姉妹・秀世と陽子、トランペット吹きの史麻さん、同級生たち、担任の島尾先生など、様々な人たちとの関わりの中で、今、壮吉は大きく変わろうとしている-。自分自身の生きる道を厳しく見つめて成長する少年の姿を描く長編。

感想・レビュー・書評

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  •  思春期です2。20年も昔なのに、今の状況と同じようにしか思えないのがすごい。

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著者プロフィール

1974年に発表した『兎の眼』が大ベストセラーに。1979年、同作品で第一回路傍の石文学賞を受賞。生涯を通じて、子どもの可能性を信じた作品を生み出し続けた。代表作に『太陽の子』『天の瞳』シリーズなど。2006年没。

「2009年 『天の瞳 最終話』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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