- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041880135
作品紹介・あらすじ
はるか昔のゴビ砂漠、南太平洋に浮かぶ島、アリゾナの地底湖……男女の愛の邂逅を描く、3つの壮大な物語。時空を超えたファンタジーノベル大賞優秀賞にして鈴木光司衝撃のデビュー作。
感想・レビュー・書評
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高校生くらいの時、映画リングをきっかけに鈴木光司作品を読みましたが、ホラー作家のイメージでしたが、全然。
ストーリーテラーです。光射す海や楽園、ループなど、めっちゃ良かったです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
太古の時代から現代まで、数世代に引き継がれて結ばれて行く、壮大なラブファンタジー。
どっちかてと、もう少しコンパクトな恋愛ものが好きなので、そこまでのめり込めなかった。
鈴木光司さんの恋愛世界観なら、ループが好きです。ループの恋愛もそこそこ壮大ではありますが。
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初めての鈴木光司。
ホラーのイメージしかなくて、ホラーが全くだめな私は鈴木光司を手に取ろうなんて思ったこともなかったなぁ。
恋愛小説とオススメ頂いて『え!鈴木光司が!?』とびっくり。
しかも普段はめったに読まないファンタジー。
とても新鮮な出会いでした。
一万年の時をかけるなんとも壮大な話!!!
ファンタジーってかドキュメンタリー見てるような感じがしました。
NHKで夜10時からやってそうなドキュメンタリー!笑
一章の神話を読んだとき、え?これで終わりか〜と思ったけど、話が進むに連れてドキドキと。
一章も二章も海に向けて漕ぎ出し、三章で出会う。出会うっていうか元の位置に戻る。一万年の時を超えて。
ね!壮大でしょ!笑
間違いなく壮大なラブストーリーでした。
こんなビビッとくる相手に出会いたいもんだ。
@手持ち本 -
映画と漫画にしか興味かなかった私が初めて読み終えた小説。人と人とがめぐり逢い惹かれ合う不思議。もしかしたら、代々引き継いできた遺伝に、何か記憶が刻み込まれているのかもしれません。。。一万年の時と空間を超え、愛を探し続ける壮大なファンタジー。
―T.K.先生 -
壮大な物語。
文章の歯切れがよく、読みやすい。
運命の赤い糸ならぬ、赤い鹿で繋がる3組の男女のお話。 -
ながーいながーい年月を得てハッピーエンドを迎えるファンタジー!!
みんな頑張った
思いは届いた!!素晴らしい!! -
鈴木光司のデビュー作、ホラーじゃなくってファンタジー、愛を語る。男女の赤い糸が3世代にわたりつながっている。そのスケールのデカさに圧倒されるのだが、どの話も尻つぼみ感は否めないかも
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ホラー作家のイメージしか無かったけど、認識を改めねば。ストーリとしてはひねりのない王道ではあったが、とても好きな展開なので不満なし。ロマン溢れる素敵な作品でした。
あらすじ(背表紙より)
太古のゴビ砂漠。部族の若者ボグドは、美しき少女ファヤウを自らの力で迎え入れ、夫婦となるが、他部族の襲撃により引き裂かれてしまう。ボグドは、遙か彼方に連れ去られた妻の姿を求め、一人旅立つが…!?そして、舞台は18世紀南太平洋、現代アメリカの地底湖へ。時空を超えた愛の邂逅と、戦うがゆえに手にできる“楽園”の意味を壮大に描く、日本ファンタジーノベル大賞優秀賞受賞作にしてデビュー作。 -
「作家」の枠には収まりきれない鈴木光司さんの処女作。
処女作!?
読了後、1万年分の邂逅に、自分自身がふわっとした。
読み終えたの、もう4回目くらいかな。