- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041138731
作品紹介・あらすじ
すべてにおいて普通で個性がなく、自分は(永遠の脇役)であると思っている高校生・影子。同じクラスには、世間を賑わすアイドルで、学校でも人気者の男子・真昼がいる。そこにいるだけで目立つ彼は、まさに〈永遠の主人公〉。別世界の住人のような彼とは、同じクラスなのにほとんど話したことがなかった。だが、一緒に図書委員をすることになったのがきっかけで、真昼の陰の部分を知ることになる――。読み終えたあと、きっと世界が輝いて見える、希望の物語。文庫版限定! アフターストーリー<掌編 尊い愛>を収録。
感想・レビュー・書評
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前から気になっており、どうしても読みたかったため、珍しく新品で本を購入。
光と影。主人公の影子は自分を永遠の脇役と考えている。そんな中、芸能活動をしており、一見完璧な人気者鈴木真昼と同じ図書委員になる。影子の影と真昼の光。本当に正反対かと思ったら、彼の影の一面も見えてきてしまう。
この本を読む前は正直自分のことをどこにでもいるような人だと考えていたけどこの本のおかげで自分は特別なのだと思えた。物語の中では脇役だけど自分の中では自分が主役なんだ。
最後に好きな言葉を1つ、「明けない夜はない。止まらない雨はない。出口のないトンネルはない」 -
すごく読みやすかった。なんとなく「ないものねだり」って言葉に引っかかって買ってみた。やっぱり人の数だけ人生があるし、見えない部分ってわからないよなぁ、なんて。すごく素敵なお話でした。伏線もあって読んでて楽しかった!
読書の面白さって、その人物の人生を覗けるところ、自分にはない考え方を知れることだと思う。それが存分に味わえた。楽しい読書時間だった。 -
光と影をテーマに2人の人間関係を描いたどこか心に響く小説。人気者は良いことばかりじゃないとわかった。
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壮絶な過去が衝撃的だった。まさかのキーホルダーがその事件と繋がっていたとは、、、。ヒロインのお父さんが人間として出来すぎて泣けた。誰かの傷に寄り添える人になれたらと思った。
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背ラベル:913.6-シ
面白い本なのでおすすめです!
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時間があったら手に取ってみますね!
コメントありがとうございます♪
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