- Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041138632
感想・レビュー・書評
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野崎と比嘉姉妹が登場し、ますます面白さが増した。不気味で怖いながらもサラッと読めた。短編集なのに読み応えもあった。
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もはや安定の比嘉姉妹シリーズ。短編集はさらっと読めながらも、どろっとした不気味さが後に残るのが良い。今回は「戸栗魅姫の仕事」がいろいろ仕込んであって面白く、切ない展開はこの中では異色。そしてタイトルのすみせご。またまた登場の某人物が活躍(?)というサプライズ的な話が結構良かった。ああそういう話?と思ったところで引っ繰り返して嫌な感じで終わるの、意地悪でニヤついた。
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比嘉姉妹の短編もあり。
真琴がいると思いきや…の回は前作の既視感ですぐに分かってしまった。
なんかモヤモヤしたモノが出てくる話が多い。
コミカライズする様です。
ちょっとキャラの作画が私のイメージと違う… -
「戸栗魅姫の仕事」、「火曜夕方の客」が特に面白かった。 著者が関西出身だからか、関西地方が舞台になっている作品も多く、関西人としてはより、リアリティを感じ楽しめる。
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比嘉姉妹シリーズ短編集四作目。今作は正直どの話も魅力的には感じず,どの話も面白くないわけではないけど,面白いわけでもないといった感じ
辻村先生が度々,短編集に登場するが,このキャラクターの何が良いのか理解できない。強いていうなら「火曜夕方の客」は切なくて良かった。 -
短編集という事で、非常に読みやすかった。
ホラーに他の要素を足したり、独特の読後感を持たせる作風を手軽に楽しめて、とても良かった。 -
昔から伝わる怖い話みたいなのが大好きなので、今作も楽しく読めました。短編で物足りないかと思いましたが、気軽に色々な作品が読めて良かったです。