- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041093795
作品紹介・あらすじ
池上彰による愛知学院大学での人気講義「ジャーナリズム論」(2021年前期)をいち早く書籍化する。
SNS全盛時代の今、メディアが多様化し、フェィクニュースなどがはびこる中、どのように情報を受け取り、どのように発信していくのか? 情報とどう付き合っていくのか? 池上彰の「世界を正しく見る方法」であり、メディアリテラシー入門となる一冊。「伝える力」と「受け取る力」を身につけることで、日常の暮らしはもちろん、仕事や勉強にもプラスになる。学生、生徒はもちろん、社会人の必須の一冊としてアピールしていく。
感想・レビュー・書評
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一昨日池上さんの『社会に出るあなたに伝えたい なぜ、いま思考力が必要なのか?』を読んだ時思ったのですが、池上さんの本のタイトルには「たくさん売るための工夫」が無いのではないでしょうか。
タイトルはどうでもいいっていうか…。
表紙に池上彰という名前そして殆どの本に池上さんの顔写真を載せることがセールスポイントになっているように思います。
この『何のために伝えるのか』もタイトルと違って
中身はすごく濃く深く面白かったです。
池上さんの本これで140冊も読んでしまいました。
知識と教養を得たいと思って池上さん以外に
佐藤優さんと出口治明さんの本も読んでいますが
このお二人は最近大きいご病気をされました。
池上さんにはどうかご自身の体を大事にしてほしいです。
この本は昨年春学期、愛知学院大学で行われた講義をもとに構成したものです。
彼らはいい質問をしています!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
Lecture1 48年間のジャーナリスト人生を振り返って
Lecture2 人間の欲望が新たなメディアを生んできた
Lecture3 メディアの発展と戦争
Lecture4 日本のメディア いまそこにある危機
Lecture5 憲法21条をめぐる参考となる裁判例
Lecture6 東日本大震災とメディア
Lecture7 なぜジャーナリストは戦場へ行くのか
Lecture8 オウム事件と報道
Lecture9 パンデミックとインフォデミック
Lecture10 SNSのプラットフォームはどうあるべきか
Lecture11 ユーチューブの可能性と問題点
Lecture12 君たちはメディアといかにつきあっていけばいいのか
池上彰の人気講義をいち早く書籍化。伝える力と受け取る力が備わる一冊!SNS全盛時代の今、メディアが多様化し、フェィクニュースなどがはびこる中、どのように情報を受け取り、どのように発信していくのか? 情報とどう付き合っていけばいいのか? 「世界を正しく見る方法」でありメディアリテラシー入門といえる内容
情報を「伝える力」と「受け取る力」を身につけることで、日常の暮らしはもちろん、仕事や勉強にもプラスになる。学生はもちろん、社会人にオススメの一冊 -
・感想
池上さんが大学で講義した内容を書籍化。
テレビでいつも学ばせていただいていますが大変わかりやすく例えが上手く、この歳になって今更ですがとても勉強が好きになります。
・Todo
池上さん書籍やテレビをもっと見る。
情報のリソースを確実に。
言論の自由と報道の自由について深く考え、知らせることの大事さと発信する権力の怖さについて考える。 -
池上彰さんの人気講義「ジャーナリズム論」が書籍化!ジャーナリズムと多様化するメディアをテーマに,世の中にあふれる情報をどう受け取るか,何をどのように発信するかについて,池上さんが経験を交えながら語ってくれる一冊です。
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2022I079 070/I
配架場所:A1 東工大の先生のコーナー -
池上さんの本は月2冊くらいのペースで読んでいるけど読む度にいまだ新たな知識や発見があるのは凄いと思う。
今回はジャーナリスト池上彰の側面が強い内容だったけどすごく勉強になった。 -
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愛知トリエンナーレの件、他の人が尊敬や敬意を持っている人に対して失礼があれば批判を避けられないのではないかと思う。そういった芸術表現に対して県や国がお金を出すと言うのは難しいと思う。例えばイエスキリストやコーランを燃やした展示などどうだろうか?国よっては殺されるようなことをされても不思議ではない。なんだったらアイドルでも同じだろう。
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池上さん自身のジャーナリスト人生の紹介から始まり、戦争、東日本大震災、オウム真理教事件、SNSなど、メディアが与える影響(良い面でも悪い面でも)がよく分かり、考えさせる書でした。
愛知学院大学での講義を書籍化したものなので、学生と池上さんの質疑応答も、各項目毎に紹介されています。
オウム真理教事件とメディアの関係など、意外と知らないことも多かったように思います。
メディアは本当に世論を動かす力があることを、感じました。どの情報も、鵜呑みには注意です。