- Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041087398
作品紹介・あらすじ
希代の窃盗犯山猫と雑誌記者の勝村はシステム会社ビルドに侵入した。だが、現場に残したはずの犯行声明が消え、勝村も拉致される。深紅の虎と名乗る男が山猫を付け狙い――? 絶体絶命の危機を迎えるシリーズ最終巻
感想・レビュー・書評
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山猫シリーズ終了。勝村がついに犯罪者転落?とかついに死んだ、とか思わせながらハラハラ最後まで楽しめました。一応エピソード回収も大体できてて、モヤモヤ感も薄く、良かったです。
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3年振りに出たシリーズ7作を4年振りに読む。思い出した。こういう話だった。テレビドラマの成宮君が懐かしい。続編が絶対できないやつだね、きっと。懐かしかった。これで本当に完結?
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もっとみたいと思ったが、最高の内容だった。最後まて山猫らしく謎のままで終わったところや、勝村たち全員を手のひらで操ったり、山猫という作品らしさが一番でた作品だと思いました。
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結局、最後まで勝村は山猫の掌の上で転がされ、山猫の謎は謎のままって事なのかな。でもそれが、山猫らしくって良い。またふらっと現れそうってか、今も携帯盗聴されてそう(笑)
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三猿からのハラハラ。シリーズ最終となってたけど、いつか山猫の復活があると良いなあ。
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彼にとって最期の仕事は。
兄弟分で兄として威厳を保ち続けたかった彼にとっては、山猫の存在はとても邪魔で自分の出世を邪魔する一番の存在だと思っただろうな。
勝村が最後に辿り着いた答え、それこそが誰にも分からず名前を変え義賊として生き抜く彼の最期なのかもしれないな。 -
四巻 ウイスキー凛 145ページ
芋焼酎 220ページ -
人の上に立てるのは腕っぷしじゃなくて人間力。チーム力が痛快。
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ドラマ化もされた人気シリーズの完結編。山猫の正体が明らかになったと思いきや結局は掌の上で踊らされていただけなのか?怒涛の伏線回収で不可逆性と永遠性を感じさせてくれるラストが粋。やはり山猫はこういう爽やかな読後感でなくては。あとがきに書かれたシリーズ完結を決めた理由も興味深い。
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かっこよくて、人を食った山猫の活躍を、ずっと見ていたい気もするけれど、山猫らしい完結編だった。
勝村も、いい覚悟ができて、男っぷりをあげたね。
(私の中で、ドラマでは勝村政信さんw)
今回の敵は、今までに無い強敵。
虎は猫より強い?
山猫を信じていても、どうこの危機を乗り切るのか気がかりだった。
犬井もだいぶ満身創痍だったし。
シリーズは完結してしまったけど、きっと、山猫は、どこかで、あの、調子っぱずれな歌を歌っていると信じよう。