健康で文化的な最低限度の生活

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 350
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (168ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041073490

作品紹介・あらすじ

注射も怖けりゃ点滴も苦手、「痛みに弱い」声優・斉藤壮馬が綴る「ボイスニュータイプ」誌の人気連載が遂に単行本化。約3年分の連載原稿と、本書のための書き下ろし&撮り下ろしも収録した自身初のエッセイ集。

感想・レビュー・書評

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  • 特に斉藤壮馬さんのファンというわけではないのですが。笑
    彼のブログは好きで、普段どんな本を好んでいるのかが気になっていたので購入しました。

    読みやすさもあり、文体や言葉選びの面白さもあり、声優ファンが喜ぶようなエピソードがあったりと、バラエティに富んだエッセイだった。
    個人的には特に、最後の最後の書き下ろしエッセイがグッときた。
    次があったら、絶対買う。

    いやぁこれで私も、斉藤壮馬ファンになったかもなぁー

  • 読みやすくもウィットに富んでいて、小気味よい文体がいいところだと思う
    自分じゃない誰かの人生を垣間見るのは楽しい

  • 彼に興味がある人なら、おそらく楽しく読める。

  • 冒頭から福永武彦の引用が出てきてアッもう絶対好き…となった。柔らかくてなんとなく透明感のある文体。論理と感性の天秤の話がとくに好きでした。写真もかわいい。

  • いまある斉藤壮馬は何で形成されたのか、彼の中身をより詳しく知ることができた本。
    彼みたいな知的だったり奥行きのある文章は書けないけれど、心に響いて、染み渡って、とても分かる!と思いながら読む手が止まらなかった。
    固すぎず、思わず声を出して笑ってしまうような部分もある読みやすい文体。

  • 声優・斉藤壮馬さんのエッセイ。
    やわらかな文章中のきらめく言葉たちのセンスにあっという間に読み終わってしまった。

  • 壮馬さんのことを好きになってすぐに出版されて、
    初めて買ったエッセイ本です。
    壮馬さんの語彙の多さに圧倒されました。
    壮馬さんだからこその、壮馬さんにしか書けない
    エッセイで読んでいて惹き込まれました。

  • ‪まずは文体が超絶好み。Keaneとか所謂UKロックのような、どこか俯瞰的で熱が入りすぎてないところがとても良き。表現も発想も面白くて、特に最後のエッセイがお気に入り。緩やかに広がるほんの少し先の未来を感じて心地よかった。‬

  • 大好きな声優さんのエッセイ。
    美しい言葉、でも気取っていなくて、素直で、心にすっと入って寄り添ってくれる。
    ただ純粋に、斉藤さんの書く文章が好きだと思った。
    普段、自分がどんな言葉を使っているのか思い返したら、
    やばい という言葉で全て片付けてしまわせているなぁと。
    美しい言葉を使える人になりたい。
    言葉の引き出しをたくさん持てる人になりたい。

  • 斉藤壮馬さん自体はまだハマる前であり、大の読書好きと知り読んでみたいと思った。
    そして、紀伊國屋で買う特典が直筆の原稿用紙だったため欲しくなり購入。

    秋を羽織るという表現がとても綺麗で趣深いと思った。
    なんとも言えない斉藤壮馬にしか出せない惹かれる文章だと感じた。
    斉藤壮馬という人間のことはほとんど知らないが、文章の書き方、表現の仕方から賢い人だとかよりも、美しいもので身を満たしている人なんだろうなと思った。

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著者プロフィール

4月22日生まれ、山梨県出身。声優。2008年、高校在学中に「第2回81オーディション」優秀賞を受賞し、大学卒業後、本格的に声優としての活動を開始する。出演作品は「ピアノの森」(一ノ瀬海)、「刀剣乱舞」シリーズ(鶴丸国永、鯰尾藤四郎)、「ハイキュー!!」(山口忠)ほか多数。2015年「第九回声優アワード」新人賞受賞。2017年より歌手としても活動を開始。

「2018年 『健康で文化的な最低限度の生活』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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