アウトサイダー 陰謀の中の人生 (角川文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (464ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041070758

作品紹介・あらすじ

わずか15歳で大学進学資格試験に合格し、17歳でイギリス空軍に入隊、19歳で幼い頃の夢を叶えパイロット記章を手にしたフォーサイスは、世界を股にかけて活躍するジャーナリストに。
5カ国語を流暢に操り、ドゴール大統領暗殺未遂事件を間近で取材、旧東ドイツ国家保安省を欺きアメリカ空軍に協力し、第三次世界大戦の引き金を引きかけ、ナイジェリアで史上稀に見る悲惨な独立戦争に巻き込まれていく……。
イギリス、フランス、旧東ドイツ、イスラエル、旧チェコスロヴァキア、ナイジェリア。国境を超えて描かれる小説のような人生を初めて明かした衝撃作!

感想・レビュー・書評

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  • こんな人生過ごしてきたから凄いストーリーが書けたのね。スピットファイアから始り終わる。

  • 巨匠フレデリック•フォーサイスの衝撃の自伝。
    まさに小説を思わせる様な数奇な人生。
    フォーサイスはファンなんで、殆どの小説は好きで読んでいたが、その面白さは自らの冒険に満ちた体験から生み出されてたのだと実感しました。混沌とした世界情勢の中、謀略、陰謀が渦巻く現代社会にもヒントを与えてくれる一級の作品だと思います。ファンでなくとも一読の価値あり。

  • F.フォーサイスというひとを知ることができる1冊。
    裏話が多く書かれていると思うが、まだ氷山の一角で、本当は書けないことがもっといっぱいあるんだろう。
    ビアフラの話は重い。

  • フォーサイスの本は愛読書
    いかにして作品が生まれたか?
    その答えはこの本
    事実は小説より奇なりを地で行く作品

  • 作家なんでうまい。
    賢い、元パイロット。短期間でいろんな経験をして小説の題材に使ってる。
    ビアフラ戦争。

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著者プロフィール

1938年イギリス生まれ。空軍のパイロットなどを経て、ロイター通信、BBC放送の記者を勤めた後、作家に。71年ドゴール暗殺をテーマに書いた長編『ジャッカルの日』で小説家としてデビュー。綿密な取材とストーリーテリングの天賦の才で世界をわかせ続けている。著書に、『オデッサ・ファイル』『戦争の犬たち』『神の拳』『アフガンの男』『キル・リスト』、小説のような半生を描いた自伝『アウトサイダー』など多数。

「2022年 『ジャッカルの日 下』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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