シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師たちの未来図 (角川ビーンズ文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 230
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041023310

作品紹介・あらすじ

銀砂糖師の未来のため尽力するヒューとキャットの絆、そして アンとシャルの幸せいっぱいの結婚式など、本編では語られなかったファン必読のエピソードが盛りだくさん! 完全書き下ろしで贈る、豪華外伝集!

感想・レビュー・書評

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  • 外伝、、、短編集だが、本編を補う感じが好き。

  • 4つの短編と一つの超短編。
    シャルの記憶なくしていた一年。ラファルの行方つき。
    キースが光源氏になるのか…も。最後まで紳士な二番手ヒーローの救いあるかも話。
    キャットが主人公なんだけど、最終話で気になっていたヒューの未来も語られました。
    そして表紙にもなっている結婚式の話。エリルのことも語られます。筆頭も少し。
    そしてシャルとアン結婚後も平常運転のミスリルの小話。
    外伝として完璧な出来でした。キャットは格好良くて実力もあるのに、ベンジャミン以外のパートナー話はないのね…。

  • 外伝とはいえ、これを読まずにどうする?というエピソード。

    キース、ヒュー、キャットのちょっとその後の物語。
    キースはほんといい奴だな。そして、ヒューとキャット、ほんと仲良しだね。うらやましいわ。

    そして、シャルがどうやってアンのもとに帰ってきたかの物語。
    これにはラファルも登場。ん?みんなが知ってるラファルではない様子。
    シャルが考えたようにラファルにも砂糖菓子が幸運をもたらしたのだろう。
    ラファルにとっての幸運。記憶を失くしていることこそが幸運なのだろうか。
    もしも記憶が戻ったらどうなる?心配はあるけれど。

    そして、アン。大好きなアン。ほんとよかったなあ。
    エリルの素敵な代価。やるやん、妖精王。
    エリルが悩んで、いろいろ考えてたどり着いた選択肢がいまの世界だと思う。
    ああ、エリル、ありがとう。きっといい王様になれるよ。
    最後、みんな出てきてくれた。よかった。ルルがいないのはさびしいけれど。

    そしてオーラス。ミスリル~
    頼むよ、野望を何としてでもかなえてくれよな!

    あとがき、泣きそうになりました。
    「これでもう二度と、アンやシャルたちの物語を書くこともないのだろうな」

    いやいや、そんなことなかったですよ!新章書いてますよ!
    それに先生が作った世界、アニメになりましたよ!
    僕はそれでこのすばらしい世界を知ったんですよ!

  • おめでとう。゚(゚´Д`゚)゚。
    もう2度と書くことはないんだろうなとあとがきにあったが、また書いてくれてありがとうございますの気持ち

  • 再読です。今回ビーンズさんの新刊をチェックしてたら
    シュガーアップルあるじゃないですか。
    慌てて復讐
    懐かしいです。
    シャルはなんだかんだ言ってやさしいよね。
    私の中ではぜったい
    cv子安さんなんだけど。

  • 最終巻の急ぎ足の感じを補うような短編集でした。

  • 最寄りの図書館にこれだけ蔵書されていないとか、どういう。
    リクエストしてみるべきか、これだけ買うか、悩み中。

    で、買った。やっぱり後日譚は気になるじゃないですか。
    シャル不在の一年間とか。

    崖からともに落ちたシャルとラファルは、
    空前の規模の砂糖菓子のおかげか、命を繋ぐというとてつもない幸運に見舞われていた。
    共に、記憶は欠落してしまっていたが、これは兄弟石ならではの似たような性質ゆえなのでは、と考えてみる。
    貴石なので、衝撃には強いんじゃない、とか……そのレベルです。
    人間に恨みしかなかったラファルも
    憑き物が落ちたようになって、救われた気分です。

    その気持ちになれただけで、
    この本を読んで良かったと思えました。

  • はー終わっちゃった~~
    大団円。
    なによりもヒューがほんと良かった
    キャットと同じ気持ちで、なんでこんなにいいやつが早世するのかと悲しんでいたけど、うまくやってくれてほんとにうれしい
    ラファルもそのまま幸せになって、そしてすべてを思い出した頃にはその傷が癒えているといいなあ
    子供がいない大団円は、少女小説ではあんまり見たことがなくて、嬉しい。
    なにが幸せかはその本人が決めることだから、いろんな形があっていいのよと言われている気がする

  • 最終巻は全ての方をつけるために直接的なラブ薄めだったけれどその分結婚式編で思いっきりやってくれたので大満足。ヒューについてもラストでかなりがっくりしてたので、真相が分かってホッとした。そういうことかー!不足していた部分を全て補完してくれていた短編集でした。

  • 大団円!
    ヒューは絶対キャットのこと好きだよね!w

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著者プロフィール

広島県出身。第7回角川ビーンズ小説大賞審査員特別賞受賞。『シュガーアップル・フェアリーテイル 銀砂糖師と黒の妖精』にてデビュー。温かく優しい読後感が持ち味で、登場人物の繊細な心理描写も高く評価されている。他著に「封鬼花伝」シリーズ、「箱入り王女の災難」シリーズ、「一華後宮料理帖」シリーズ、『ここは神楽坂西洋館』『仙文閣の稀書目録』などがある。

「2021年 『転生佳人伝 寵姫は二度皇帝と出会う』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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