ねこまたのおばばと物の怪たち (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 689
感想 : 53
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  • Amazon.co.jp ・本 (131ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041019344

作品紹介・あらすじ

継母に子供ができて家族とうまくいかなくなった舞子。学校でもいじめられ、幽霊が出るというイラズ神社にひとり行かされることに。だがそこは、ねこまたのおばばと不思議な物の怪たちが住んでいる世界で!?

感想・レビュー・書評

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  • やさしい物語。何回も読み返したい。

    お母さんと仲直りもできたし、これでもうおばばたちのいるところへは行けなくなっちゃうのかな…と思いきや
    中学生になった舞子の日常にも当たり前のようにおばばたちがいる最後がとても良い

    香月日輪さんだいすきだ〜
    素敵な物語をありがとうございます

  • 死んだらアカン。。。。

    謹んでご冥福をお祈りします。

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    • @むー。さんさん
      以前コメントくださっていたので私からも。
      香月さんの小説ってこういう系統が多いのですか?実はアルバイトの教え子から「先生読んで!私のお気に...
      以前コメントくださっていたので私からも。
      香月さんの小説ってこういう系統が多いのですか?実はアルバイトの教え子から「先生読んで!私のお気に入り」と手渡された一冊の本が、香月さんの小説で、せっかく勧めてくれたんだし読んでみようと思ったものの、全然私タイプじゃなくて。(笑)
      そんな出来事があったのを思い出しました。すいません、それだけです。小学生の頃はシルカ小学校シリーズ(検索していただければわかるかと)好きだったのになぁ。
      2015/06/23
  • はじめて読んだのは小学生の頃で、でもそのときはタイトルも表紙も違ったし、ポプラ怪談倶楽部?とかいうシリーズの作品だったな。 怪談に特化したシリーズだったけど、これって怪談じゃなくない? と当時から思ってた。むしろめちゃめちゃ人の情に訴えかけてくるような、あったかくてやさしくて切ないお話。 社会人になった今でも香月さんのお話が大好きだけど、そのとびらを開いてくれたきっかけの作品。 読むといちばん元気になれるし、優しくありたいと思える。 毎日自分のペースで焦らずがんばろうって柄にもなく前向きになったりもする。 まだランドセルを背負っていたころにはじめて出会って、何回もくりかえし読んで、20歳をすぎて大人になってもずっと好きでいられる作品があるってすごすぎて、うれしすぎて、なんかうまく言えない。 私を取り巻く環境がどんなに変わっても昔から好きなものを大事にできる感覚はなくなってない。 そういう自分のことを好きだなと思える。 20.2.26、22.8.4追記

  • おばばと妖怪たちは魅力的で、救われていく舞子に
    ほっとしながら、あまりにものめりこみすぎて
    本当の家を見捨てていきそうな様子が心配だった。
    でも、あのラストは嬉しかった。
    よかった~。

  • 図書館で読んで素敵な作品だったので、購入して読み返しました。
    子供が思っていること、親が思っていること、人間それぞれ違うから素直にぶつからないとわからないね、と思いました。
    物の怪たちの世界は、優しくて不思議で読み終わったあと心がぽかぽかしました!

  • 主人公の舞子が「おばば」や妖怪たちとであって成長していく、優しい物語。

  • すごく優しい気持ちになれる本でした。
    おばばの所へ行ってみたい♪( ´▽`)

  • 馴染みのある料理でも、おばばの作る料理は本当に美味しそうだなぁ。味噌汁飲みたい!
    サクッと読める作品で、出てくる物の怪も愛嬌があってかわいい。ほっこり。

  • 子供向けだけどなんか楽しい世界だったな。

  • 一人ぼっちだった女の子が幽霊と出会って変わっていくお話。
    辛い描写も多いけれど、読後感は爽やかで夏休みにぴったりなお話なんじゃないかな。さらっと読めるので、ちょっと気分転換したい時にもいいかもしれない。

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著者プロフィール

和歌山県生まれ。本シリーズの第1作目で産経児童出版文化賞フジテレビ賞受賞。「ファンム・アレース」シリーズ(講談社)「大江戸妖怪かわら版」シリーズ(理論社)など、YA(ヤングアダルト)小説の作家。

「2023年 『妖怪アパートの幽雅な日常(26)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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