ロッセリーニ家の息子略奪者 (角川ルビー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 116
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (394ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041018798

作品紹介・あらすじ

早瀬組組長の息子という出自を隠して暮らしていた瑛は、ある日突然現れたイタリアのマフィアの首領レオナルド・ロッセリーニによって、シチリアに連れ去られてしまう。理由も告げず、貴族の館に軟禁し、束縛しようとするレオナルドの身勝手で理解不能な行動に反発する瑛。しかし、ロッセリーニ家にはかつて自分を捨てた母との思わぬ繋がりがあると知り…!?岩本薫が贈る人気単行本、待望の文庫化!大ボリュームの文庫版限定書き下ろし2編を同時収録。

感想・レビュー・書評

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  • 文庫化、単行本既読。シリーズ第1弾、ロッセリーニ家長男・レオナルド×ヤクザの息子・瑛。題名通りレオが瑛を略奪♪ 華やかでセレブな世界にマフィアであるが故の危機と王道な展開ですが面白いんですよねw ただ、あまり思い入れがないんだよなぁこのCP… 書き下ろし目当てだったので、長めで嬉しかった。シチリアワインを飲んでみたくなりました!

  • 文庫化

  • 王道ハーレクイン的BL。任侠の家に生まれながらも跡目を継がず、過去を封印してひっそりと暮らしている瑛。けれどそんなささやかな生活さえも自分を狙うヤクザの欲望にあっさりと壊されてしまう。父と反目して組を終われた男が、跡目を放棄しても尚、一定の影響力を持つ血筋と亡き母に生き写しの美しい瑛を手に入れようと企んだのだ。卑劣な手段で瑛を我が物にしようとする男にまさに手ごめにされる寸前に、突然現れた外国人に助け出される。
    レオナルド・ロッセリーニ。若くしてシチリアンマフィアのファミリーは束ねる傲岸不遜な男。
    目を覚ませばそこはシチリアの豪奢な館。自由こそないけれど、大切な客人の扱いに瑛は戸惑いを隠せない。
    レオナルドはなぜ自分を助けたのか。
    マフィアでありながら、高貴な貴族の血を引くレオナルド。傲慢なだけの暴君かと思いきや、細やかな気遣いを見せ、瑛は次第に心を許していく。
    なぜレオナルドは自分にこだわるのか。謎はレオナルドの弟からあっさりと告げられる。
    瑛の母親は瑛を生んだ後に訳あって婚家を追われ、イタリアに渡ってロッセリーニ家に仕えた。その後レオナルドの父の後妻となり、レオナルド達兄弟の義理の母親になったらしい。そしてレオナルドはその母に想いを寄せていたというのだ。
    自分は亡き母の身代わりだったのかと思い至った瑛は、芽生え始めていた好意を封印する。
    誤解、動き出す運命、真実の愛。
    もう…なんていうかハーレクインです。この古き良きBLテイストがお好きなら満足頂けるはず。ちなみに私は大好きです♥
    書き下ろし2編を追加しての新装文庫版でお得☆

  • ロッセリーニ家の長男の話

    話が唐突に始まって、どんどん進んでいく
    感情移入しにくい話の流れだったかな?

    でも、レオかっこいいし、超俺様なのに優しいし好き♪

    最終的にいい話だったなと思ってしまった(笑)

  • ワインを飲みたくなりましたw

  • ★4・5
    大好きなシリーズ。単行本持ってて何回も読んでるけど、書き下ろしが読みたくて購入。やきもち焼くレオ可愛い。あの流れだと、きっとレオはやきもきしてんだろうな~と思ってたら案の定(笑)

  • 書き下ろしよかった〜。このシリーズ大好き

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著者プロフィール

好評既刊本!大人気シリーズ「ヘンな名湯」「もっとヘンな名湯」「日本百ひな泉」「真夏の温泉」(いずれも、みらいパブリッシング)作家、ひなびた温泉研究所ショチョー。本業のコピーライターのかたわら、webマガジン「ひなびた温泉研究所」を運営。日本全国のひなびた温泉を取材し、執筆活動をしている。「NHK ごごナマ」「テレビ東京 よじごじDays」をはじめ、テレビ、ラジオ、雑誌などメディアに多数登場。著書に「ひなびた温泉パラダイス」「戦国武将が愛した名湯・秘湯」「東京休日端っこ散歩」がある。

「2023年 『つげ義春が夢見た、ひなびた温泉の甘美な世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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