グーグーだって猫である5 (角川文庫)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 90
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (127ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041006917

作品紹介・あらすじ

ちょびひげが産んだ、7匹の子猫を育てることになったオオシマさん。ミルクから排泄まで、親猫代わりになって奮闘中! そこにグーグーも参戦してきて・・・!? ほのぼの愛情物語シリーズ第5弾。

感想・レビュー・書評

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  • 犬猫への愛情たっぷり。巻を重ねることに愛情の広さが大きくなり素敵だなと思います。今回は猫嫌いな近所の方の登場もあったせいか、人の手を必要としている野良猫を見つけたときは世話できるようにしたいと思いました。グーグーは相変わらず温和な子なんですね。もっと登場して欲しい。

  • 出産ラッシュの巻だった。犬のタンタンも出てきたり、タヌキも出てきたり、、、。子猫がカゴの中で死んでしまったところは特に悲しい。

  • 次から次へと新しい猫が出てきては貰われ…
    子猫との別れは自分の体験と重なる。
    大島さんの動物に対する愛情がすごい。深い。

  • 4巻で猫の数がドバッと増え、読むのがつらくなって中断してしまっていた。最終回はグーグーの死だというのを知ったということもある。でも大島先生の猫話だもの、見届けなければ。数年ぶりに再開。

    あぁ~、やっぱり大変そう…。大島先生は、「可愛いのはウチのコだけ」という飼い主には決してなれないのだ。そこが好きで、でも見ていて苦しくなってくる。

  • (2014.03.16読了)(拝借)
    猫好きで、大島さんファンのかみさんの本棚から拝借しました。我が家も一匹だった猫が、いつの間にか、二匹・三匹と増殖中です。新しい猫が加わるたびに、猫同士の騒動、猫と人間生活との騒動(障子を破ったり、積読の本に爪を立てたり、段ボール箱を噛み破ったり)が絶えません。てんてこ舞いをしながらも、猫好きが高ずるばかりのようです。
    117章~146章が収録されています。
    猫同士の騒動、新しく犬も加わってきます。
    ちょびひげが子ねこを7匹生んだ。子ねこの目が変なので、病院へ連れて行ったら、休診で、友だちに聞いたら、目やにだという。
    ちょびひげは外猫なので、子ねこのことが心配で結局大島さんが自分で引き取って、自分でミルクを上げたり、おしっこ、うんちの排泄補助などで大奮闘。
    7匹全部を討ち猫で飼い続けるのは無理なので、引き取り手を探す。大部分引き取ってもらったけど、飼ってるうちに手放せなくなって、引き取りをきめていた人に、あやまって、飼いつづけたり。
    グーグーが歯周病になり、抜歯手術をした。
    歯がいたくて、食べられなくなったりするなんて知りませんでした。
    猫嫌いの人が、軒下で子ねこを生んだので、連れて行ってくれなければ、保健所に連絡して処分してもらうという。
    引き取った子ねこが、不注意で死んでしまった。
    市の環境政策課の方が、近所からの苦情で、野良猫に餌をやらないように、と注意に来た。
    猫相手の日々は、大変なのでしょうが、やめる気はなさそうです。

    ☆関連図書(既読)
    「秋日子かく語りき」大島弓子著、角川書店、2003.12.25
    「グーグーだって猫である6」大島弓子著、角川書店、2011.09.30
    (2014年3月16日・記)
    内容紹介(amazon)
    ちょびひげが産んだ、7匹の子猫を育てることになったオオシマさん。ミルクから排泄まで、親猫代わりになって奮闘中! そこにグーグーも参戦してきて・・・!? ほのぼの愛情物語シリーズ第5弾。

  • 映画でみてみたいな。

  • 入学から卒業まで、下宿もアパートも一緒だった友人が
    大島弓子のファンだったので
    彼女が持っているコミックを皆なで回し読みしてました~

    そして~4年生の秋
    ついに私たち4人は~~
    “綿の国星”の諏和野チビ猫に変身して
    アパートの前で記念撮影をするという

    今考えると・・・・なんとも凄いことをしたものです~~~

    すでにン十年経ちましたが
    このシリーズだけは読んでます~

    読むたびに猫が欲しくなる~~~

    でも~大島家のリアルタイムを発刊してるわけではないから
    今は物語のずっと先を歩いている~
    グーグーを始め今の猫ちゃんたちが気になるこの頃

  • 7匹の子猫が誰も人工ミルクを飲まず、オトナ猫のグーグーだけが飲んでいたのが可笑しかった。ノラ猫が庭で子供を産んだので保健所に引渡すと言う人に、お宅にその子猫“拾いに”行きます、と助けに行くシーンには色々考えさせられた。捨てられた猫がノラになっているのだろうか。大島家の子になった猫達は幸せだと思う。

  • 猫好きにはたまらない一冊。いろんな場面に楽しかったり哀しかったり

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著者プロフィール

栃木県生まれ。短大在学中に『ポーラの涙』でデビュー。昭和53年より「月刊ララ」に掲載された『綿の国星』は、独特の豊かな感性で描かれ、大きな反響を呼ぶ。『ミモザ館でつかまえて』『夏のおわりのト短調』『パスカルの群』など著書多数。

「2011年 『グーグーだって猫である6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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