鼠、夜に賭ける (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 120
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041005262

作品紹介・あらすじ

"鼠"こと次郎吉が酒を飲んでいた店に、抜身を手にした男が入ってきた。どうやら人を斬ってきたらしい。男は「しくじった…やり直しはできん。俺はもう終りだ。けりをつける」と言い残すと、刀で首を斬って自害した。一方、騒ぎに巻き込まれた店で働く娘おようは、自害した男が落としたあるものを懐に忍ばせ、家路を急いでいた-。盗賊・鼠小僧が悪をくじく痛快エンタテインメント時代小説。絶好調のシリーズ第4弾。

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    “鼠”こと次郎吉が酒を飲んでいた店に、抜身を手にした男が入ってきた。どうやら人を斬ってきたらしい。男は「しくじった…やり直しはできん。俺はもう終りだ。けりをつける」と言い残すと、刀で首を斬って自害した。一方、騒ぎに巻き込まれた店で働く娘おようは、自害した男が落としたあるものを懐に忍ばせ、家路を急いでいた―。盗賊・鼠小僧が悪をくじく痛快エンタテインメント時代小説。絶好調のシリーズ第4弾。

    令和3年3月21日~22日

  • 一時、赤川次郎の作品にどっぶりと、漬かってしまって、我が家の本箱はずら~っとシリーズを揃えていたのだが、引っ越し等の為に本を寄贈したり、あげたりした処分したので、もう残っていない。

    少し、冷めたと思っていたのだが、赤川次郎氏が、時代小説を描いてから、、、鼠シリーズにまたもや嵌まってしまった、、、

    年と共に、字が大きくて、又、短編で、この本も6話も含まれている。
    妹や医者の千草さんの人情話あふれる物言いや仕草も又興味深い。

    夜に駆けるでなく、「夜に賭ける」を題名にする所が、又赤川次郎氏の才覚であろう。

  • これで図書館に置いてある鼠シリーズ全巻読んだ!な4巻。6巻は蔵書にないのかな??

    1巻読んだ後に読んだので気付いたのですが、文字サイズでかくないですか?うーん…空白?余白?も広い気が…気のせいかな??
    ドラマでみたお話がありましたー!いやぁ、うん、楽しい!全部とは言いませんが、もう一度ドラマ化してほしい!

    2014/08/11

  • (収録作品)鼠、夜道を行く/鼠、夜に賭ける/鼠、弓をひく/鼠、分れ道に立つ/鼠、うたた寝する/鼠、猫に訊く

  • シリーズ4作目。

    なるほど、このシリーズでようやく千草さんが出てくるんですね。ようやくメンバーが揃いました。

    もうタッキーでしか頭の中には出てきません ^_^

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著者プロフィール

1948年、福岡県生まれ。1976年「幽霊列車」でオール讀物推理小説新人賞を受賞。『東京零年』で第50回吉川英治文学賞受賞。「夫は泥棒、妻は刑事」シリーズ、「三毛猫ホームズ」シリーズなどミステリーの他、サスペンス、ホラー、恋愛小説まで幅広く活躍。

「2023年 『黒鍵は恋してる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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