レンタルマギカ 最後の魔法使いたち (角川スニーカー文庫)
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2012年7月31日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041003961
作品紹介・あらすじ
"協会"と"螺旋なる蛇"の切り札がついに激突!さらに世界の認識を創り変えんとする惑星魔術の発動と、それを妨害せんとする、第三団たちの強大な魔力がせめぎ合い、布留部市には呪力の嵐が激しく吹き荒れていた。大魔術決闘が佳境に向かう中、いつきたち"アストラル"は最後の力を結集し、起死回生の勝負に挑むが!?それぞれが夢見て願った"魔法使いの未来"は、誰がつかむのか!?大ヒットシリーズ、ついにクライマックス。
感想・レビュー・書評
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22冊目。
大魔術決闘の終盤編。
内容が熱くて読んでて楽しかった。
影崎は救われ、オピオンは破れ、第三オーダーは消滅し、アディリシアはいつきと契約し、世界は数秒間変わった。
なんだかオピオンのメンバーが報われない結果になってしまったのが少し残念。
もう少し別の結末はなかったのかな。
黒羽は強くなったなあ。
二人に幸があって欲しいものだ。
それとアストラルはどうなったのかがよく分からんかったな。
後日談も楽しみにしよう。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ついに本編終了。意外な決断もあったが、ハッピーエンドで終わってほんとによかった。とても楽しめたシリーズだった。
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きっとみんな願ったことは単純なこと。でも叶えるのはなにより難しかった。そんな願いと願いがぶつかり合った結果なんじゃないかなぁと。
パパ社長といつきくんの関係がなんだかんだで素敵だった。でも女の子は最後そっちの手を取るのかぁとちょっと予想外だった。
“魔法使いだって真っ当に幸せになっても良いんじゃないか” この言葉は何度このシリーズで読んでも切なくなりますね。魔法使いじゃないパパ社長といつきくんだから言えた、願い。そして同じく望んだ魔法使い。魔法使いってこの現実で分かりやすく言ったら才能ある人とか生まれた時から勝ち組なんて言われる人とかじゃないかな。 誰も楽で痛みを感じない人生を歩いてる訳じゃない。その人たちにもそんな“ある”からこその辛さがあって、苦しくて、でも前を向くしかない。そういうことを教えられてる気がしました。
シリーズ完結お疲れ様です! -
長かったシリーズも終わり。
主人公達はさらに成長を遂げます。
面白かった。ありがとう! -
これまでのシリーズ登場人物の多くに見せ場があるまさに総まとめ的なお話。いつきにとってフィンとの対決は避けられないけど力の差は歴然としていて、どう対等な形に持っていくかと思ったらこう来たか~と驚いた(^_^;)。
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大団円。
三角関係についてはある程度のめぼしをつけたふりして色々と爆弾しこんでそうだけど。・・・けりついたんかなぁ?
外伝的にもう少し続くかも、ということだけど、本編としては完結。見事なまでに完結。
前半、どうにも雰囲気が曇り空でキツイ時期が長かったけど、後半になってこう、読みやすくなった、特に主人公の特殊能力がパワーダウン
してから。
あれ?こう、主人公Tueeeする話、好きなはずだけどなぁ???