知らないと恥をかく世界の大問題9 分断を生み出す1強政治 (角川新書)
- KADOKAWA (2018年6月9日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040822068
作品紹介・あらすじ
世界の指導者の独裁化が分断、対立を引き起こす?
「アメリカ・ファースト」ならぬ「トランプ・ファースト」が世界を混乱に陥れている。緊迫化する中東、東アジア情勢。その裏で世界の指導者の独裁化が進む。分断、対立、そして民主主義の危機……。この流れにどう立ち向かえばいいのか?
世界のいまを池上彰がズバリ解説する。
シリーズ累計180万部突破・人気の「ニュース入門」第9弾の登場!
●分断、対立。その裏で進む1強政治
●トランプ政権をめぐるアメリカの姿
●イギリスのEU離脱を迎えるヨーロッパ
●再び緊迫化する中東情勢
●北朝鮮危機と習近平の1強政治
●人類がつくりだした魔物と向き合う
●「安倍1強」政治の行方
●混乱の時代をあなたはどう生きるか?
*イラスト図解20点を収録。320ページの「ニュース入門」決定版。
ニュースの副読本としてはもちろん、受験・就活用や教養本としてもおすすめの一冊。
感想・レビュー・書評
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結局自国ファーストで進めても様々な問題が起こり立ち行かなくなるよ、ということがわかったシリーズ第9弾。トランプ本人も落選ありきで選挙に臨んでたとは知らなかった。投票する側もちゃんと勉強して責任を持たなければいけないとつくづく感じた。この調子で最新巻まで読み進めて、私も勉強しなければ。
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毎年有難うございます。読むとちょっと賢くなった気がするんだよね。ただすぐ忘れちゃうんだけど。
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良く分かりました。
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5年前の本。
今読んで、ようやくわかったことがある。
歴史の伏線。
それにしても、池上彰さんは、なんでもよく知ってるなぁ。 -
あまりニュースを見ないので、池上さんの本勉強になります。ニュース見れよって話ではありますがw
このシリーズで、2018年に書かれた本ですが、現在への流れを知るのに役立つ本です。
アメリカのトランプ大統領って、行動力のある人だなとは思っていたが、その行動の是非についてはどうなんだろうって思っていたのを、池上さんがわかりやすく書いていてくれます。その中で「重商主義」と「国富論」という言葉初めて知りました。経済の用語も知れました。
世界にも目を向けれるようにならないといけないなと感じました。 -
トランプ氏をはじめとする「自分ファースト」な指導者により、世界が分断されていく状況を解説した本。
2017年に起きた国際情勢について、背景となる歴史的な出来事も含めてわかりやすく解説しています。 -
過去シリーズと比較すると、このシリーズは直前のものと世界的にはそこまで大きな変革が無かったような気がします。
数年前のことですが、現在は安倍さんは退任され、森友問題などに関しても露の如く消え、どうなったのか顕在化してきません。
国民側の意識の問題もありますが、改めて数年前のことに興味を持ち、自分なりの考えを持つ重要性が問われます。
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混迷の世界情勢をわかりやすく解説する安定のシリーズ第9弾。国家間の対立構造の説明はさすがですが、今回は(おそらく)筆者の専門外の仮想通貨についても解説。この仕組みが、なぜ仮想なのに信用されるのか、データ改ざんされないのか(よく盗まれていますが・・)について私自身がよくわからなかったので期待して読みましたが、池上氏も多分よくわかっていないのでは、と思われます。曰く、10分ごとに整理されるデータで相互監視できるブロックチェーンの特徴は、一か所のコンピュータでまとめて管理すると改ざんしたり偽装される可能性がありますが、すべての取引情報をみんなにオープンにすることで特定の誰かに改ざんされることはありません。(P251)
実際、このような言い方を様々な解説書で見るのですが、正確には(多分)「すべての情報をオープンすることで、不正が見破られやすくなります」であって、「改ざんされることがない」のではないと思われます。こうした言い方をしないのは、おそらく専門書の受け売りで本人もよくわかっていないのではと勝手に思ってしまいました。もし、この指摘が間違ってたら、ごめんね、ジロウ。 -
<目次>
プロローグ分断、対立。その裏で進む1強政治
第1章トランプ政権をめぐるアメリカの姿
第2章イギリスのEU離脱を迎えるヨーロッパ
第3章イスラム世界のいま
第4章北朝鮮危機と習近平の1強政治~東アジアの現在
第5章人類がつくりだした魔物と向き合う
第6章安倍「1強」政治の行方
エピローグ混乱の時代をあなたはどう生きるか
おわりに
2018/6/10初版 -
池上彰の世界シリーズ。
今回も読みやすくて勉強になった。