日本外交の挑戦 (角川新書)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040820057

作品紹介・あらすじ

世界のパワーバランスが変容し、東アジアをはじめ地政学リスクが増している。今こそ必要なのは、正しい戦略を持った「能動的外交」である。時代の転換点を見続けてきた外交官による、21世紀の日本への提言。

感想・レビュー・書評

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  • 非常に深い見地からの分析と、かたよりのすくない提言で、勉強になった。
    有識者の役割を日本ではあまり果たされてない点は、外交以外でもあるように感じた。
    また、外交は各国が持つ制約と意図を知ることが欠かせないことを改めて感じた。

  • 元外交官の世界情勢の見方と今後の日本外交の在り方について。相対的な力の変化、グローバリゼーションの深化等、国際政治に構造の変化があらわれている。
    そんな中で日本はどうすべきなのか。安倍政権の安保関連の基本的な方針には賛成していて、ただ中韓との関係の改善を訴えている。戦前と戦後の政府が繋がっているかのような印象を与えないよう村山談話なんかを踏襲することとか。また、シンクタンクの充実等を提案している。

  • 中国が国際社会の不安定要因になる最大の要因は中国刑事あの大幅な鈍化。
    充分な情報は戦略に不可欠。
    充分な情報に基づき戦略目的に確信があり、取引できる大きな絵を描いたとしてもやはり最後に必要とされるのは力の裏付け。
    日本の学者は政策に対する感性が鈍い。シンクタンクは国際的な有識者として競争力のある人材を育てる重要な役割も担っている。

  • 150901読了

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著者プロフィール

1961年生まれ。昭和女子大学人間社会学部准教授。専攻は図書館情報学、図書館サービス論、インターネット情報論。著書に『図書館を変える広報力――Webサイトを活用した情報発信実践マニュアル』、共著に『インターネット時代のレファレンス――実践・サービスの基本から展開まで』(ともに日外アソシエーツ)など。

「2019年 『図書館情報技術論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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