- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040737751
作品紹介・あらすじ
●○● 5人の悩みがほどけたとき、全てが繋がる感動のラストが訪れる! ●○●
風間佐和は落ち込んでいた。高校時代から仲が良く、片想いしていた青年と、急に連絡がつかなくなったのだ。体調が悪いの? 会いに行こうか。でも迷惑……?
悩む彼女は初めてバーを訪れる。この店のマスターはなんとしゃべるダンディなペンギン!? 佐和は驚きつつも、チョコムースのような甘いカクテルと絶品おつまみに感動。さらにマスターからの特別な一杯とその由来に励まされ――。
佐和と4人の思いが温かく解けるとき、全てが繋がる感動が訪れる。さぁ、小さな奇跡とかわいいペンギンが待つバーにようこそ。
感想・レビュー・書評
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普段小説を読んでる人にとったら凄く分かりやすい伏線がありますwけれどその伏線回収が「無理がない」と思う。1話完結の短編集的ストーリー展開なんですが、1話1話の問題に対して答え自体を掲示するのではなくてあくまでも主人公が「どうしたいのか?」を選ばせているのが良いなと思った。
問題解決の糸口となる出来事自体は同じなんですが本当に糸口だけ掲示してBARからは離れるのでマスターが背中をちょっと押してくれるそんなお店です♪
カクテルについてあんまり知らなかった自分でも、何か飲んでみたくなる…wマスターはちょっとうんちくを言いたいのでは?wあとシェイクしてるところをアニメ化があれば見てみたい。 -
「軽い気持ちで読めるような文庫本を…」と言う気持ちで図書館で借りました。
何故かペンギンがマスターのBAR。悩みを持った人が訪れ、ペンギンマスターの作る美味しいカクテルとマスターや他の客(やはり動物)とのやり取りの中で背中を押されて頑張る短編集。なのですがそれぞれ独立したほっこりしたお話と思いきや最後に繋がるのが嬉しい驚きでした。カクテルにも意味があるのですね。BARなんて行ったことのない人生ですので本の中で素敵な体験をした気分です。 -
オシャレなバーにいってお酒を飲みたくなった
マスターがお酒を作ってる姿がありありと想像できる
人間関係に悩めることはあっても、視点を変えることで解決したり、視野を広げていきたいと思えるような作品
ラストではびっくりして声出た -
短編が最後一つの話になる構成。
途中で気づく人も多そうだけど、わかっていても泣けた。
心温まるストーリー。
残りのシリーズも読みたいと思った。
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『昼下がりのペンギン・ビストロ』を読んでファンになり、シリーズの作品読んでみたいなと手に取らせて頂きました。
佐和さんのお話にとても勇気をもらいました!
私も佐和さんに似た境遇だったため、どうなるんだろう…とドキドキしながら読ませて頂きましたが、今この作品に出会えて良かったです!
次は『朝焼けのペンギン・カフェ』を読ませて頂こうと思います。 -
最後の伏線回収がお見事だった!
ペンギンの可愛い情景が目に浮かんで楽しく読めました。 -
ふと入ったバーのマスターはペンギン?!
短編になっていて、バーの従業員も客も
実は違う? な状態。
話は中途半端な感じで終了していて
本人のやる気を出させるだけの模様。
と思っていたら…な最後の話。
繋がった瞬間、どこに軸があるのか分かり
なるほど! な驚きが。
展開として、面白かったです。