メイデーア転生物語 1 この世界で一番悪い魔女 (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040732787

作品紹介・あらすじ

悪名高い魔女の末裔とされる貴族令嬢マキア。ともに育ってきた少年トールが、異世界から来た〈救世主の少女〉の騎士に選ばれ、二人は引き離されてしまう。マキアはもう一度トールに会うため魔法学校の主席を目指す!

感想・レビュー・書評

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  • 異世界転生、奴隷少年を拾う、魔法と剣、異世界から来た救世主となろうモチーフてんこ盛り。元がWEB小説らしいが。
    主人公の少女は勝ち気で努力家で可愛いしヒーロも良い。そして救世主との前世からの因縁。
    救世主明らかに地雷女なのに前世の主人公は人を見る目がない。
    更に見つからなかった4人目の守護者が主人公と判明するところで次巻へ。
    主人公と少年、歴史の中で深い繋がりがありそう。転生物語だしね。
    ふたりの未来がどうなるかハラハラしてしまう。救世主怖い。
    WEB小説版は15巻ほどのボリュームだそうだが、このリライト版は10巻くらいに納めてくれるとありがたい。

  • マキアは恐ろしい紅の魔女の末裔。
    そのことを誇りに思っている。
    ある日、奴隷の少年を助けトールと名付ける。
    それは、夢で見る少女がほのかに想いを寄せていた少年の名前だった。

    星降る夜に救世主の伝説がよみがえる。
    トールは救世主の少女の守護者として、首都に連れられていく。

    巻き上がはいつかトールに合うことを胸に魔法学校に進学、特待生を目指す。

    〇転生物。かつての大魔術師たちの物語が気になる。
    〇主人公たちはみんな応援したくなる元気なよい子たちだ
    〇ハムの使い魔二匹の愛らしさよ

  • 一巻の間にトールと再会できてよかった。
    そしてもしかしてとは思っていましたが、4人目ですね。これから学校へは行けなくなるのか、守護者としてずっとアイリのそばにいなければならないのか。そもそも4人目であることを公表するのかなど続きの展開が気になります。

  •  魔法の使える世界「メイデーア」。辺境貴族の令嬢・マキアはひょんな事から奴隷の魔法が使える少年を買う。マキアはトールと名を与えて共に魔法を習っていた。お互いとても大切な存在となり、トールを婿養子にする話まで出ていた矢先、異世界からきた「救世主の少女」の存在により、トールは守護者に選ばれて離れ離れとなってしまう…

     マキアにとってトールはとても大切な人。それは前世でも同じで、恋心を封印して友人の背中を押そうとしてた所を殺された。マキア、トール、そして救世主のアイリ。3人は転生者だけど記憶があるのはマキアとアイリのみ。
     大好きなトールに会いたいが為に、必死に勉強して王都の学校へ進むマキアが健気でした。

     前世でマキア達を殺した人物の真の狙いとは?
    まだまだ序章なので先が気になりました。

  • もうちょっと二人の幼少時代のつながりの深さを描写してほしかったかな。引き離された二人の求め会う強さの背景が心もとない気がする。
    取り巻く登場人物も増え、主人公に大きな展開が現れたところでの終わりは次巻への期待を高めますね。

  • 前前々世歌わなきゃみたいな…。
    好きという言葉を直接言わないだけで、実際のところお互い言ってるようなものなんだけど、その言葉を発するということが大事なことなんだろうな。
    もしそれで伝説が生まれてしまっているということなら、その2文字の持つ重さは尋常じゃないんだな。
    今の名前は主人公にとってどう捉えられているのだろう。
    しっくり来ているのだろうか。
    真の名はどこに。

  • 店頭で、衝動買い。文章も、良い。すきなさくひん。中高生、ティーン向け。

  • 奴隷から騎士になり。
    脳内お花畑とは言い過ぎな気はするが、全て自らが作り上げる物語だと認識していないか。
    個性が強い四人組ではあるが、個々の力を合わせれば相当な力になるのではないか。

  • 好きです!

  • ヒロインもヒーローもそれぞれの運命に縛られながらも、お互いを想っている。
    ひたすら純粋でかわいくて切ない。

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著者プロフィール

福岡県出身。小説『かくりよの宿飯』シリーズが大ヒットとなり、コミカライズ、TVアニメ化、舞台化など広く展開する。ほか代表作に『浅草鬼嫁日記』『メイデーア転生物語』(富士見L文庫)、『鳥居の向こうは、知らない世界でした。』(幻冬舎文庫)、『水無月家の許嫁』(講談社タイガ)などがある。

「2023年 『メイデーア転生物語 6 片想いから始まる物語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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