おいしいベランダ。 マンション5階のお引っ越しディナー (富士見L文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 477
感想 : 26
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040727844

作品紹介・あらすじ

栗坂まもりは、イケメンだけどベランダ菜園マニアの亜潟葉二とお隣さんで恋人どうし。
 葉二と出会って2度目の秋。なんと、まもり達のマンションに大規模修繕が行われることに。綺麗になることを素直に喜ぶまもりだが、まさかのベランダ菜園も全部撤去しなきゃダメ……って、無茶ですよね葉二さん!?
 さらには、まもりにマンションの部屋を貸してくれているあの人が突然現れて――?
 お隣どうしの二人の恋に、ベランダに、波乱の風が吹く大人気シリーズ5巻!

感想・レビュー・書評

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  • おいしいベランダ。の第5巻! 亜潟さんも『葉二さん』とまもりに呼んでほしいなら、素直に言っておくれー!ってヤキモキしてました笑! たまに挟み込まれている亜潟さんのさり気ない愛情表現がたまりませんね。まもりの反応もいちいち可愛い過ぎるのです! 全巻に言えることですが、タイトルの意味を教えてもらうまで気づかなかったのけど(わりと鈍感なほう)、捻りがあって素敵ですよね!

  • 今回はマンションの大規模修繕やら家主である従姉妹の涼子が登場したりとちょっとハラハラドキドキする展開に。ベランダで野菜が育てられなくなってもいろいろなお料理のレシピも登場して楽しめました。

  • マンションの外壁工事のお知らせが二人のもとに。
    ベランダや通路が作業場となるため、もさもさ育っている野菜たちの撤去及び引っ越し作業を急遽敢行。
    そして、まりもの従姉が仕事をやめて戻ってくるとのことで、まりもの引っ越しもしなければいけない事態に。

    ベランダで菜園が出来ない、そして音やシンナー臭によるストレスで、自宅を脱出して外で作業する葉二。
    ストレス溜まりまくり。
    それでも冷蔵庫で行う水耕栽培は画期的。
    スペース取るのでは?とも思うが…

    まりもの引っ越し騒動もまた、二人の気持ちを再認識するにはいい機会だったか…?
    最初からお隣同士だったのが、川崎と練馬と離れるのは結構つらいもんがあるなと思いながらも、
    葉二もまた大人なりの解決法を探していたところに、この人なりの愛を感じた。

    葉二の姉、すごいな。

  • 本来の持ち主涼子お姉さんの登場。
    出て行くと分かっているお家に荷物が多過ぎとか、帰るはずの実家の部屋が物置にとかありそうな感じ。

  • ベランダの野菜たちに、お別れを……!?理由が……これまたありそうな(笑)。今回も楽しめました。料理がやっぱりうまそうだなあ。

  • まもりの従姉妹の涼子さんがかっこよかったです。
    自分もあんな従姉妹のお姉ちゃんがいたらいいなぁと思いました。

  • マンションの改修でベランダ菜園が撤収!
    ついに切れる葉二の様子が笑えました。
    また、まもりの従姉のはちゃめちゃぶりも面白かったです。

  • お隣からお引越し… にならなくて良かった。
    まだまだ2人のお隣さん関係を見ていたいです。

  • 大規模修繕工事からの引っ越し騒動
    大規模修繕工事は大変だよね~
    ベランダの植物達全部撤去でしょ!?
    しかもシンナーの臭いが染み付いてとれなくなるし、それは外に逃げるしか無いよね〜
    終わったと思ったら今度は従姉妹が会社辞めて帰って来てお引越し騒動
    誕生日はなんとか二人でお祝いしたけど引っ越し最中にまさかの展開!!
    無事二人それぞれのお家に帰ってこれて良かったよ〜
    親としては複雑だろうけどね

  • 購入本。久々に読むシリーズ。1章はまもりに感情移入しすぎて読むのがきつかった。自分も千鶴さんみたいになりたいなあ
    2章は同作者の「谷中びんづめカフェ~」みたいな作風だった。北斗ママギャップあるの好き
    3章、4章はマジで面白かった。ご飯もおいしそうだし涼子ちゃん不憫すぎる(最後に報われたのは良かった)し
    2年生の内に読み終えたい。

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著者プロフィール

1999年度ノベル大賞佳作受賞を経てコバルト文庫よりデビュー。以降、少女小説、ライトノベル、漫画原作など多方面で活躍する。主な著作に「谷中びんづめカフェ竹善」シリーズ(集英社)、『蒼井葉留の正しい日本語』『横濱妖精探偵社』『恋するアクアリウム。』(KADOKAWA)など。描かれる人間関係や作品世界のあたたかな雰囲気は、多くの読者に支持されている。

「2023年 『犬飼いちゃんと猫飼い先生2 お友達から卒業しますか?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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