社会人大学人見知り学部 卒業見込 (ダ・ヴィンチブックス)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2013年5月14日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040680880
感想・レビュー・書評
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こう見えて結構人見知りです。
ってな事で、若林正恭の『社会人大学 人見知り学部 卒業見込』
オードリーの若林正恭の人見知りと言うなの卑屈心満載の弄れた腐った心から、溢れ出す死んだ様な目付きが好きなんですw
卑屈、卑屈、卑屈、どこまでも卑屈。
素晴らしいです。しっかりした自分を持ってます。
その強い意志が気持ち良い♪
その両極に存在する春日も素晴らしい♪
M-1で初めて見た時から若林正恭は売れると思ってた。
売れてる今でも人を信用仕切れてない眼差しが好きじゃなぁ
2018年73冊目詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あの拗らせた感じのキャラはつくったのではなくて天然なんですね
でもそこが面白いんだけど -
S図書館
何でも興味ある人ばかりでないよと思ってもらえていいと思った
21食べ物、人の暮らし、休みの日に何してるか興味がなかった
27村上龍 「無趣味のすすめ」
岡本太郎「座ることを拒否する椅子」
楽しい
91平野啓一郎「ドーン」
会社の自分、親の前の自分、人には様々な自分がいて、その分けられた一つ一つの自分のことをディブと呼んでいた -
M1グランプリ2位を獲得して以降の若林の社会人化の過程
考えすぎる性格のややこしさやめんどくささに共感しまくる。ただ、世間でいう成功のためのレールから外れる勇気のない自分と、意味のない普通への嫌悪から逃れる勇気のあった彼は違う。どちらにしても、社会でそれなりに生きていこうと思えた。 -
オードリーの若林さんの著書。なるほどこういう人なんだ〜と妙に納得してしまった。嫌いじゃないです。
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オードリー若林さんのエッセー集。新しい本ではなく、オードリーがテレビで一気にブレイクして暫くしてからの本なので、その当時の自分たちのブレイクへの不信感とか、芸能界のしきたりや荒波に揉まれていることへの不快感や違和感なんかが表現されてて、なかなか面白いです。
爆笑できる本ではないですが、若林さんの独特な感性や世界観を垣間見ることができて楽しい。たまーに、こういう何の気なしに読み流しているうちにページが尽きるような本を読むのも、気分転換になって好いですね。 -
ネットで別の本を探していた時に偶然出会った本。若林君がツッコミになってからの漫才しか知らなかったから、彼の本書でのカミングアウトは新鮮だった。TVのアメトークなどで見せるネガティブキャラも、こんな考え方をするのかと思えば納得。しかし、社会人大学で学んだ「割切り」とネガティブ思考が上手く融合したから、今の成功があるんじゃないだろうか。本書で使われた写真撮影や、各章の下手なイラストも、彼がどんな思いで取組んだかを思うと笑いが込み上げる。
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久しぶりに本を読んでいて声が出た。
わかるわかる。めんどくさいけど、そのほうがおもしろかったりする。 -
こういう性格なんだなあ、というのがよく伝わってくる。ちょっとだけ親近感が増した。内容は特に面白いというほどではないが、ところどころにくすっと笑えるようなエピソードがある。TVでの活躍を見ていると、ここに心情が吐露されているような、まじめだけど、暗い、ネガティブな性格でも、何かを「持っている」人なのだろう。
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「社会人大学 人見知り学部 卒業見込」
ダヴィンチで始まったのが、2010年8月。
今やレギュラー何本あるか分からない売れっ子のオードリー。どうもほっとけないあと間違いなくいいヤツな春日と少しひねくれてるだろうが、根はいいヤツな若林。一度漫才を見たことがありますが、かなり面白かったです。そんなオードリーの初期の色々が詰まったコラム。
コラムのテイストは、自分で言ってるようにちょっと捻くれたとこがあります。ダヴィンチってオシャレなイメージがあるからコラムも読んだ本やらオシャレな生活やら芸人らしいウィットに富んだ笑いやらを詰め込んだコラムかと思いきやそうではないのです。
2010年と言えば一気に売れっ子に駆け上がり、世界がガラッと変わった頃。そんな世界を厨二感で観ている若林正恭先輩。等身大ですね。
一押しは春日に関するコラムで間違いないですが、ちょこちょこ捻くれて見えるけど悪くない(と偉そうに!と若林正恭は突っ込むだろうが)視点が挿入されていることは見逃してはならない。厨二感病がいい具合に調合されています。
また、ドーンや限りなく透明に近いブルー等、若林ぽくない小説が引用されていることがツボでした。読書芸人で出てるけどなんかイメージ湧かないんですよね。鴨川ホルモーとか好きそうなんだけどなw