憧憬☆カトマンズ (文庫ダ・ヴィンチ)

著者 :
  • KADOKAWA/メディアファクトリー
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本棚登録 : 207
感想 : 18
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784040671345

作品紹介・あらすじ

29歳の、私たち。派遣の生き方、正社員のやり方、仕事か恋か、外見か内面か、悩みは尽きない年頃だけど、それでもウルトラハッピーに生きていく! 爆笑ガールズトーク満載、読めば元気が出ること間違いなし!

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。
    セリフと心理描写が、上手い!

  • まさにウルトラハッピーエンドの連続、リアリティなんてクソくらえな作品。ライトに楽しめました。

  • 4作品の連作小説です。最初の主人公は、外資系IT企業に務める29歳の派遣OLです。できる派遣OLですが、バカでも授業料さえ払えば入学も卒業もできるユーラシア大学出身です。音楽オタクで不倫をしていますが、新しい恋が始まります。親友の中尾ちゃんは派遣会社の営業です。ちょっとスリリングな展開になりますが、中尾ちゃんにも恋が始まります。3作目でハプニングを経て後藤ちゃんと中尾ちゃんの恋が進展します。4作目は後藤ちゃんの同僚でスイーツ女子を装う下町チャキチャキのパティが主人公です。お仕事や社会の嫌な部分もありますが、最終的にはハッピーになる恋愛お仕事小説です。

  • 宮木あや子の中でもずっと読みたくて探してたB面作品。
    『セレモニー黒真珠』とか『野良女』に出てきたキャラがちょこっと出演してるのが、個人的に萌える。
    作者はB面作品の世界は全部繋がってるってどこかで言っていたな、そういえば。

    「ウルトラハッピーエンドな小説」というテーマの通り、B面作品の中では一番明るくてハッピーかも。

  • 派遣で働き、日々ストレスをためていく。

    案外本音駄々洩れで生きているので
    そこまでではない…のかも??
    日常が詰まっているのですが
    その日常が日常ではないような。

    恋に生きてみたり、金額分仕事してみたり。
    これはこれで、幸せな生き方、のような気もします。

  • さくさく読めて、みんなハッピーエンド‼︎
    同著者の「セレモニー黒真珠」に出てくるキャラクターもちょこっと出てきて、繋がりに気付くと萌えます。一気に読んでしまいました。

  • ハケンと正社員、外見と内面、偶然と運命…? 仕事に、恋に、世直しに、ゆれるワーキングガールを描いたウルトラハッピーストーリー。『日経ウーマン』『日経ウーマンオンライン』掲載をまとめて書籍化。

    ウルトラハッピーエンドいいねぇ。

  • 読みやすくて爽快!な内容でした。
    こんなにハッピーだったらいいなぁ~と思えるほどのハッピーエンドだし、とってもポジティブ!

    でも、私はどちらかというと小説ではドロドロとわりと考えさせられる内容や、アンハッピーエンドが好きな方なのかもしれません(笑)物足りなく感じました。

    ・・・ということで、宮木あや子さんの他のクラーイ内容の本も読んでみたいと思っています!

  • 元気がもらえるウルトラハッピーエンド!!

    しかしカトマンズには行かない。

  • 外資系ITサポートセンターで働く29歳の派遣OLの後藤は、おバカ学校として有名なユーラシア大学で知り合って以来の親友・中尾ちゃんと飲み屋で本音トークを繰り広げる日々を送っている。
    自分探しなんてまっぴら、毎日、仕事にプライベートにいろいろあるけど…きちんと生きてる!アラサー女子の憂鬱を吹き飛ばすウルトラハッピーストーリー。

    さくさく読めて面白かったです-
    行動力があるところが各ヒロインのいいところだと!
    彼氏たちの名字が紛らわしすぎる-
    最終話、後藤と中尾となし崩し的に友情?深めるパティの真っ直ぐさも素敵だと!
    変わり種鯛焼きたべたくなるわ-

    あとがきで言っている通りに、著者の目的そのまま。
    本当に、ただ楽しみのため、ハッピーエンドでほっこりするために読んで、アホらしいけど勢いあって良かったね-って思える娯楽作でした。

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著者プロフィール

1976年神奈川県生まれ。2006年『花宵道中』で女による女のためのR-18文学賞の大賞と読者賞をW受賞しデビュー。『白蝶花』『雨の塔』『セレモニー黒真珠』『野良女』『校閲ガール』シリーズ等著書多数。

「2023年 『百合小説コレクション wiz』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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