ふったらどしゃぶりWhen it rains it pours (フルール文庫 B い 1-1)
- KADOKAWA/メディアファクトリー (2013年9月10日発売)
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感想 : 5件
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- Amazon.co.jp ・本 (347ページ)
- / ISBN・EAN: 9784040670249
作品紹介・あらすじ
同棲中の恋人とのセックスレスに悩む一顕。報われないと知りながら、一緒に暮らす幼馴染を想い続けている整。ある日、一顕が送信したメールが手違いで整に届いたことから、互いの正体を知らぬまま、ふたりの奇妙な交流が始まった。好きだから触れてほしい、抱き合いたい-互いに満たされない愛を抱えながら、徐々に近づいていくふたりの距離。降り続く雨はやがて大きな流れとなってふたりを飲み込んでいく-。
感想・レビュー・書評
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まず設定が面白かったです。
それぞれが同じように一緒にいるけれど相手に気持ちが届いていないようなお付き合いの相手がいて。
自分をだまして生きていても無意味なので
お互いに本当に大切なものに気づいて手を伸ばして捕まえたのだと思います。
一見身体の関係だけで付き合ったみたいだけど
本当は奇妙な出会い方をしたおかげで、
本心もさらけ出しているし
本来知らされないような心の内を
お互いをよく知ったからこその身体の関係なので
そこに何も無理は感じず自然なのもよかったです。 -
全体的に口語なのに、ピンクになると純文学顔負けの文書になっちゃうのが惜しいかな。
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