- Amazon.co.jp ・本 (35ページ)
- / ISBN・EAN: 9784039633309
作品紹介・あらすじ
小さな谷川の底を写した2枚の青い幻燈-耳を澄ますと、小さな2匹の兄弟の蟹の無邪気で可愛らしい会話がすぐそこに、聴こえてくるようではありませんか。水が奏でる青い調べのように、ひとひらの花びらの一瞬の舞いのように、馨しい香りの夢のように、どこまでも透明で淡い幻想が水底で揺れています。宮沢賢治の世界を新進気鋭の遠山繁年がみごとに描いた1冊です。
感想・レビュー・書評
-
水の中で、蟹たちの世界で繰り広げられるファンタジー。
クラムポンって何だろう。
やまなしって、梨なのね。
カワセミって、すごいね。
よくわからないような。。
こどもたちからいろんな感想が聞こえてきます。でも、しっかりと胸に響く、いつまでの残る不思議さがこのお話にはあるのです。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
小学6年生の国語の教科書にも載っています
5月と11月の二部構成
蟹の兄弟が川底で話をしています
クラムボンの話
クラムボンは笑ったよ
クラムボンはかぷかぷ笑ったよ
クラムボンは,,,
川の底の様子や光の射し込み、魚が泳ぐ様子
カワセミの嘴の鋭さの表現、初めての擬音語
不思議な世界に入れる1冊
題名のやまなしは11月の中で出てきます
読み聞かせ時間は10分くらいです -
「小さな谷川の底を写した2枚の青い幻燈-耳を澄ますと、小さな2匹の兄弟の蟹の無邪気で可愛らしい会話がすぐそこに、聴こえてくるようではありませんか。水が奏でる青い調べのように、ひとひらの花びらの一瞬の舞いのように、馨しい香りの夢のように、どこまでも透明で淡い幻想が水底で揺れています。宮沢賢治の世界を新進気鋭の遠山繁年がみごとに描いた1冊です。」
-
息子と読んだ。クラムボンよりやまなしが疑問だった私と息子。
-
クラムボンってのが印象的。
-
子供の頃、国語の教科書にもあったお話。
今、読み返すと、あのころとは、だいぶ違ってみえるなぁ。。。 -
「坂本和子 朗読選集2 宮澤賢治」
Disc2 やまなし
冒頭の蟹の兄弟の会話と、ラストが面白かった。
「あと2日もすればあの山梨はお酒になるよ」 -
話も短いので子供に読んであげるのにちょうどいい
-
美しい話だ