- Amazon.co.jp ・本 (93ページ)
- / ISBN・EAN: 9784039632906
感想・レビュー・書評
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泣きます
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帰ったらベッドの上にメッセージ付きで置かれてた両親からのお祝い。
お父さんお母さん、すごい。お見通し。
疲れたとき
迷ったとき
前を向きたいとき
きっとこれから何度も手にとることになるんだろうな。
ありがとう。頑張ります。
「きんみずき」
正しいと思う 心の中に
揺れ動くものがある
今日私は 私の顔をしていただろうか
大きな鏡に 映すような気持で 目を閉じる
「雪の道」
のろくても いいじゃないか
新しい 雪の上を
歩くような もの
ゆっくり歩けば
足跡が
きれいに残る
うん。 -
やはり大津秀一著「死ぬときに後悔すること25」で紹介されていた本ではなかったかと思う。星野氏は器械体操の先生だったが、指導中の事故で頸椎を損傷し首から下の自由を失う。
その後数年のリハビリの後、口で筆をくわえて絵を描けたり文字を書いたりできるようになる。そして自作の絵や随筆を集め絵本形式にまとめたのが本書である。とても口で筆を運んだとは思えないような美しい花の絵や、こんな境遇にあるとは思えないポジティブなエッセイは読む人すべてに感動や勇気をもたらしてくれると思う。
星野さんは車椅子に取り付けた鈴がチリンと鳴るたび、始めのうちはうるさいと思っていたそうだ。ところがいざ実際の路上に出てみると、道に穴が開いていたり段差があるような所でその鈴はチリンと鳴って教えてくれていると思えるようになったという。
鈴の音一つでも、物事の見方や考え方によって意味が違うことを、この「鈴の鳴る道」が教えてくれたのだ。 -
体育の教師だった星野さんは、授業中の事故で首から下が動かない障害がのこってしまいます。口でくわえた筆でおりなす詩画たちは魂の叫び、ではなくあたたかなささやき。
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物性研の所内者、柏地区共通事務センター職員の方のみ借りることができます。
東大OPACには登録されていません。
貸出:物性研図書室にある借用証へ記入してください
返却:物性研図書室へ返却してください -
事故で首から下が動かなくなった星野富弘さんの描く詩画集が、心を打つのはなぜだろう。「日日草」の「数え切れないほど沢山の平凡なことがあった」という発見や「よめな」の「誰がほめようと誰がけなそうとどうでもよいのです…畑から帰って来た母が『へぇっ』とひと声驚いてくれたらそれでもう十分なのです」という母への思いは、飾らない絵とともに心に沁みる。素朴なやすらぎは、個性や前衛を争う文学や美術から失われて久しいものだ。広く受け入れられる理由が分かる気がする。
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いろんな切り取り方をしており、ハッとする詩に出会えます。
ふしぐろせんのう、日日草、百日草、秋の野の花、クチナシ、キダチベコニアがお気に入りです。 -
2016年度4月の礼拝で紹介されました。
【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
小学生の頃寝る前に読んでいた書。