時のかなたの人魚の島 (シノダ!)

著者 :
  • 偕成社
4.07
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本棚登録 : 271
感想 : 19
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784036440504

作品紹介・あらすじ

ユイ、タクミ、モエ、三人の子どもたちのパパは、もちろん人間、でも、ママの正体はキツネ?!そんな秘密をもつ信田家に、南の島のホテルから招待状がとどいた。とまったことのないホテルからの手紙をふしぎに思いながらも、よろこんで家族旅行に出かけた信田家のまえには、やはりつぎつぎとあやしいできごとが…いったいなぜ、信田家が招待されたのか?人魚にまつわる島の伝説の真実とは?南の海にうかぶ小さな島を舞台にしたミステリアスな物語。小学校高学年から。

感想・レビュー・書評

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  • またまた夜叉丸おじさんが絡んだ事件に信田一家は巻き込まれる。
    南の島の素敵なホテルから招待状が届くのだが、全く心当たりのない招待状なので不安に思いながらも出かけていく一家。
    ここで起こる事件はただ、異世界が絡んだ事件だけではなく、歴史や環境問題なども絡んでいて面白い。
    高学年にお薦め本。

  • 最後まで結末がわからなくて、ドキドキした。人魚の伝説が本当かどうかはわからないけど、ぼくは人魚の肉をうっかり食べないようにしよう。
    それにしても、やしゃまるおじさんはいつもすごい。今回は、パパの名前を勝手に使うなんて、ほんとにすごい。ひどい。(小5)

  • 久しぶりにファンタジー回!
    しかも、どこかに引っ張られるわけでもなく、
    現代で起きている不思議回!まってましたー!!
    ホラー要素がない&パパとママが一緒という安心感(笑)
    とてもおもしろかったです!
    その後の守屋さんと幸乃さんが気になります。

  • 時のかなたの人魚の島

  • シノダ一家のシリーズ。小学生のユイ、弟のタクミ、妹のモエはキツネのお母さんと人間のお父さんの間に生まれたハーフ。今回は旅行先のホテルで、島の伝説の人魚の腕にまつわるトラブルに巻き込まれる。

  • 面白い!(^з^)-☆ 2017年読了

  • ユイ、タクミ、モエがきつね一族の力でさまざまな問題をといていきます。とてもおもしろいです。シリーズもので、長いので読みごたえがあります。

  • 夜叉丸おじさんのしりぬぐいをまたするはめになります。
    とはいえ、このような素敵な島で夏を過ごすことができたら楽しそうです。

  • シノダ!シリーズ5作目。今回は人魚伝説のある南の島で家族揃ってバカンス。でもやっぱりただの旅行にはならなくて、夜叉丸おじさんのおかげでまた問題が……、というお話。安定感があって安心して最後まで楽しんで読めるシリーズ。島の描写や伝説、謎が謎を呼び……、というところが読み応えあります。もう少し子どもたちの活躍も見たかったところ。今回、パパの植物学者らしい饒舌っぷりが窺えます。
    韓国旅行が当たっていたら行くつもりだったみたいですけど、子供たちはまあいいとしても、ママのパスポートとかどうなってるんでしょうか。裏ワザとか何かあるのかしら。どうでもいいところが気になってしまうシノダ一家。

  • シノダ!シリーズ5冊目。
    キツネの母さん、人間の父さん、三人の子どもたちはキツネと人間のハーフで、それぞれ、ちょっと不思議な力があります。
    今回は「お得意様ご招待」の無料券でシノダ一家は南の島のホテルに家族旅行に出かけます。けれでそこには、あやしい出来事が・・・。
    今まで行った事もないホテルから、何故、お得意様としてご招待されたのか?島にまつわる、人魚伝説、いや、河童伝説の真相とは?

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著者プロフィール

1959年生まれ。1991年『クヌギ林のザワザワ荘』(あかね書房)で第24回日本児童文学者協会賞新人賞、第40回小学館文学賞を受賞、1997年「小さなスズナ姫」シリーズ(偕成社)で第15回新美南吉児童文学賞を受賞、2001年『空へつづく神話』(偕成社)で第48回産経児童出版文化賞を受賞、『盆まねき』(偕成社)により2011年第49回野間児童文芸賞、2012年第59回産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞、2021年『さくらの谷』(絵・松成真理子 偕成社)で第52回講談社絵本賞を受賞。絵本に「やまんばのむすめ まゆのおはなし」シリーズ(絵・降矢なな 福音館書店)、「オニのサラリーマン」シリーズ(絵・大島妙子 福音館書店)などがある。

「2023年 『そらうみ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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