夏休みルーム

  • 朝日新聞出版
4.14
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本棚登録 : 328
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (296ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784023319103

作品紹介・あらすじ

『都会のトム・ソーヤ』などのベストセラー作家・はやみねかおる先生がおくる、新感覚ミステリー「ルーム」シリーズ第2弾。二転三転のどんでん返し、予想もしなかった結末に、きみは必ず驚く!「おそらく、真犯人はわからないと思います。(ΦωΦ)フフフ…」by はやみね「細心の注意をはらって行動したまえ。命が惜しいのならね」SNSの仮想空間『ルーム』で、探偵の助手をしている“ぼく”。現実世界では、進学塾に通う受験生だ。ぼくたち、塾の特別クラスのメンバーは、受験前の最後の夏を、『夏休みルーム』で過ごすことにした。ルームでは、ぼくらはアバターの姿となり、まるでリアルな世界であるかのようにバーチャルな空間を体験できる。「登山」「百物語」「海水浴」――夏休みを満喫するはずのルームで、だれかか、ぼくを殺そうとしている!犯人は、特別クラスのメンバーなのか? それとも、SNSにいるという“幽霊”……!?

感想・レビュー・書評

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  • 「奇譚ルーム」とはまた違った怖さもあったけど、話の流れは好きでした。前作よりVRの技術が広まった社会になってて、ちょっとびっくり。街中にもVRの装置があるという事が、新鮮でした。
    内容的には、色々伏線があったので…思ったより「どんでん返しされたー!」とはならなかったかなぁ。でも、別のワクワク感はありました。ミステリーな怖さだけではなく、幽霊的な怖さもちゃんとあります。夏休みを楽しみながら、その気持ちも味わえるストーリーが、本当に映画みたいだなーとキリン君と同じような感覚になりました。
    イラストも凄く雰囲気が合っていたし、どのアバターが誰なんだろうと推理するのも面白かったです。最後の最後でヒヤッとします。
    あとがきもはやみね先生と編集者さんとの掛け合いが面白い!この本の経緯とかも書かれていたので、興味深かったです。次回作があるなら、読んでみたいです!

  • はやみねシリーズ恒例の謎解き題2弾!最後でも未だ謎が残ったままだけど自分で自由に想像出来るので楽しいです。色々なルームがあるので1つでも良いから入ってみたい…

    はやみねかおるさんの謎解き題1弾もあるので是非読んでみてください!おすすめですよ♪

  • 「奇譚ルーム」が先だったのか…。順番間違えたけど、こちらだけでも楽しめた。
    ルーム、アバター、ホストなどなど・・・この世界観に慣れるまで少しかかったけど、はやみねさんのお話は相変わらずスラスラ読めるなー。ルームに幽霊はいるのかいないのか?気になるところ。

  • 塾の特別クラスのメンバー5人でSNSの仮想空間「夏休みルーム」で遊ぶことになった“ぼく”

    「登山ルーム」「百物語ルーム」「海水浴ルーム」……楽しいはずのルームで次々と起きる事件

    ルームに幽霊は存在するのか
    だれがどのアバターなのか
    ホストはだれなのか
    だれが“ぼく”を突き落とそうとしたのか

    《「おそらく、真犯人はわからないと思います。(ΦωΦ)フフフ…」》
    ──「あとがき」より

    「“乱歩風の物語”を」と依頼されて書いたはやみねかおるの新境地、『奇譚ルーム』(2018年)につづく新感覚“横書きミステリー”、2021年7月刊

    [はやみねかおる情報]
    累計200万部突破、子どもから大人までたのしめる大人気エンターテインメントシリーズ「都会のトム&ソーヤ」がメディアミックスで展開中

    ABEMAで2021.7.16からドラマ配信決定
    実写映画も2021.7.30から全国公開!

    『都会のトム&ソーヤ17 逆立ちするライオン』3月
    『都会のトム&ソーヤ ゲーム・ブック』5月
    『都会のトム&ソーヤ 最強ガイド』6月

    『都会のトム&ソーヤ 映画ノベライズ』(青い鳥文庫)7月14日
    『都会のトム&ソーヤ ドラマノベライズ ぼくらの砦』(KK文庫)7月29日
    『都会のトム&ソーヤ18 未来からの挑戦』7月29日

    そして
    『夏休みルーム』(朝日新聞出版)〜本書
    『怪盗クイーン 煉獄金貨と失われた城』(青い鳥文庫)7月14日

  • 小6の娘に薦められて読んだ本。
    未来的な題材で、内容も(謎解きもストーリー的にも)楽しく読めました。

  • 誰が事件を起こしたのかわからないというドキドキ感がたまらなく面白かった。

  • まぁまぁ

  • ひとまずの謎解きのあとに、秘密の謎解き。

    これぞ、はやみねかおるだと思った。

    画はしきみだけど、絵の幅がひろくて、しきみだとわからなかった。

  • すごくおもしろかった。
    ルームシリーズ1巻も読んだけれど
    どちらも最後にどんでん返しがあり、
    自分が思ってもいない結末になり、びっくりした。
    ぜひ、読んでほしい!

  • おもしろかった!
    挿し絵はかわいいし、読みやすいのに、
    内容もミステリーとしてしっかりしている。

    夏休み気分も味わえて、とてもよかった♪


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著者プロフィール

三重県生まれ。『怪盗道化師』で第30回講談社児童文学新人賞に入選し、同作品でデビュー。主な作品に「名探偵夢水清志郎」シリーズ、「怪盗クイーン」シリーズ、「虹北恭助」シリーズ、『ぼくと未来屋の夏』『ぼくらの先生!』『恐竜がくれた夏休み』『復活!! 虹北学園文芸部』『令夢の世界はスリップする 赤い夢へようこそー前奏曲ー』(いずれも講談社)、『めんどくさがりなきみのための文章教室』(飛鳥新社)などがある。

「2023年 『都会のトム&ソーヤ 日めくり名言カレンダー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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