「六本木」には木が6本あったのか? 素朴な疑問でたどる東京地名ミステリー (朝日新書)

著者 :
  • 朝日新聞出版
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感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022737625

作品紹介・あらすじ

何気ない疑問にこそ、真実がある。ミステリー感覚で楽しい地名散歩。「六本木の木ってあるの?」「池袋の袋って?」こんな単純な疑問こそが、その土地のナゾを解き明かすヒントになる。江戸・明治の歴史や、古来ある地名伝説をたどり、徹底的に調査。地名の"現場"を訪ねてわかった新事実とは!写真や地図も豊富で街歩きにも最適な一冊。

感想・レビュー・書評

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  • 地名研究本です。
    題名に惹かれて読みましたが、「で?結局は六本木の
    話はどうなの?」
    というのが読後の率直な感想です。
    真相がハッキリしない。

    地名の謎の関して、着眼点と現地へ赴きその場所を
    紹介するスタイルの勝利と言えます。

    例えば「三軒茶屋」の由来は「信楽」「田中屋」
    「角屋」の3つの茶屋が
    あったのが由来というのは初耳でした。

    なかなか地図好きにはたまらない一冊です。

  • 吉祥寺は駒込にあって吉祥寺にはないのは、昨年社寺巡りで吉祥寺を訪れた時に知りましたが、似たような話がたくさん集められてました。

  • タイトルは興味深いが、地名が多岐に渡るためか、結局結論が分かりにくく、頭に残らなかった。

  • 地名というのは諸説あるのが当然で、文献などで調査しても真相にたどり着くのは困難なのは知っていたが、調査の結果が曖昧で残念だった。
    思っていた感じと違った。

  • 歴史的な書籍デアル

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著者プロフィール

1945年、長野県松本市生まれ。地名作家。筑波大学名誉教授(元副学長)。千葉大学助教授を経て筑波大学教授。柳田国男研究で博士(教育学)の学位を取得。筑波大学退職後は自由な地名作家として全国各地を歩き、多数の地名本を出版。主な著書に『京都 地名の由来を歩く』(ベスト新書、2002年)に始まる「地名の由来を歩く」シリーズ全7冊などがある。NHKの「日本人のおなまえ」をはじめ、各種テレビ番組にも出演していたが、2018年2月に体調を崩し、翌19年5月に難病のALS(筋萎縮性側索硬化症)と診断された。しかしそれに負けじと執筆を継続。苦境の中で書き上げた『日本列島 地名の謎を解く』(東京書籍、2021年)は「奇跡の一冊」ともいわれた。

「2023年 『重ね地図でたどる京都1000年の歴史散歩』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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