鉄道唱歌と地図でたどる あの駅この街

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  • 朝日新聞出版
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  • Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022513946

作品紹介・あらすじ

【歴史地理/地理】「鉄道唱歌」とは、明治に出版され当時100万部を超えるベストセラーとなった歌である。詞には沿線の地理や歴史が綴られており、鉄道の貴重な歴史的背景を知ることができる。当時の地図もふんだんにもりこんだ、旅情くすぐられる鉄道史。

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  • 神埼よりはのりかえて ゆあみにのぼる有馬山
    池田伊丹と名にきゝし 酒の産地もとほるなり
    (「鉄道唱歌61番」より)
    上記の鉄道唱歌61番は神崎(今の尼崎)、有馬、池田、伊丹と猪名川町近隣のことを歌ったものです。『鉄道唱歌』は明治33年から発行され、1集から5集までシリーズ合計1000万部という驚異的な部数を売り上げたといいます。歌詞には沿線の名物、名所旧跡や歴史が織り込まれてまるで旅行案内のようになっており、当時の人びとの遠い土地へ高い関心と憧れがうかがえます。

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著者プロフィール

今尾 恵介(いまお・けいすけ):1959年横浜市生まれ。地図研究家、エッセイスト、フリーライター。中学生の頃から国土地理院の地形図に親しみ、時刻表を愛読する。音楽出版社勤務を経てフリーライターとして独立、イラストマップ作成や地図・鉄道関連の著作に携わってきた。著書に『日本の地名おもしろ探訪記』『日本地図のたのしみ』『ふしぎ地名巡り』(以上ちくま文庫)、『地名の楽しみ』(ちくまプリマー新書)ほか著書多数。

「2023年 『ふらり珍地名の旅』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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