紳士服を嗜む

著者 :
  • 朝日新聞出版
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本棚登録 : 134
感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・本 (340ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784022512420

作品紹介・あらすじ

骨格、素材、フィッティング、色の基本、マナー、手入れ、歴史、トレンド…知っているようで知らない、本物の知識がここに。快適に、かっこよく、飽きずに着られるスーツが見つかります。

感想・レビュー・書評

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  • 情報量が多く、わかりやすい。オススメできる。

    私は落合正勝氏の著書を全て読んでいるが、あれはクラシコ・イタリアに偏重したところがあり、イタリアではなく英国スーツを基調としたいと考えている私にとっては役不足なものであった。
    本書は偏りが無く情報量が多くて有用。

    また、スーツのノウハウ本は数多く出版されているが、どれもこれも、中身の無い小手先のノウハウ本だったり、流行を追った本、根拠に乏しく説得力を欠く本、情報量が薄い本ばかりであった。

    今のところ、本書がダントツで良い。
    スーツの基礎知識を一通り身につけるのにおすすめ。

  • 書いてある内容は、極普通のことが書かれている。この手の本にありがちな、現代の有職故実とでも呼ぶべき薀蓄山盛りの内容ではなく、そういう部分も押さえた上で、現在の日本の事情も十分に踏まえた一般の感覚に近い視点で書かれていて、好感が持てる。
    仕方がないことではあるが、体型別に合ったスーツのページがある(背が高くてガッチリ向けスーツとか)が、自分に合った頁しか見ないので、読むべき頁は少なく大半が無駄な頁になる箇所がある。1500円ほどするので、ちょっと割高感がある。

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著者プロフィール

服飾ジャーナリスト。1967年東京生まれ。大学卒業後大手鉄鋼メーカーに11年あまり勤務し、2002年に独立。紳士靴に限らず、スーツ、コート、傘、鞄など、男性の服飾品全般を執筆領域とし、歴史的背景を絡めつつビジネスマン経験を生かした視点で論じる。様々な男性服飾誌への寄稿をはじめ、インターネットガイドサイト「All About」の紳士靴ガイドとしても活躍中。また専門学校で近現代ファッション史の講師も務める。

「2017年 『大切な靴と長くつきあうための 靴磨き・手入れがよくわかる本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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