- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784022500731
作品紹介・あらすじ
彰義隊の精神的支柱であった上野寛永寺山主の輪王寺宮能久親王。はからずも"朝敵"の盟主となった輪王寺宮の苛烈な生涯を中心に、維新の真実に迫る壮大な長篇歴史小説。
感想・レビュー・書評
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(2005.08.19読了)(新聞連載)
朝日新聞・夕刊に連載中に読みました。
(「BOOK」データベースより)amazon
彰義隊の精神的支柱であった上野寛永寺山主の輪王寺宮能久親王。はからずも“朝敵”の盟主となった輪王寺宮の苛烈な生涯を中心に、維新の真実に迫る壮大な長篇歴史小説。 -
輪王寺宮は歴史の波に呑まれながら耐えたなあ。
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彰義隊の話はすぐ終わって肩透かし。彰義隊の話とちゃうやん。他の本に浮気しながらなかなか読み進まず。
結局8割がた読み進んだところでGIVE UP&Time Up。返却。 -
輪王寺宮様が主人公のお話です。
文章が淡々としていて、登場人物の感情の描写が少なかったので、どれだけの気持ちが個々にあったのかがわかりにくかったです。
輪王寺宮が有栖川宮のことがめっちゃ嫌いなのと覚王院が輪王寺宮のことをめっちゃ大事にしているのがわかったくらいでした。私の読解力が無いだけか(恥)!!!
後半、唐津藩世子・小笠原長行が出てきた時は、私の血圧が上昇!!
後ろに控えているのは大野さんだぁ〜!と大興奮でした。
朝敵になってしまった唯一の皇族。それが輪王寺宮様。
タイトルは彰義隊となってますが、彰義隊のメンバーは全然、でません。
輪王寺宮様が戊辰戦争でどのように流されて、北に行っちゃったのかが事細かく書かれている作品です。
作者がどれだけ調べたかが良くわかります。
ただ、個人的には春日さんの名前だけでも出てきたら嬉しかったかも。
あ、榎本が登場して宮様に「南に…」と諭したシーンは格好良かったです。
エノカマが最高にイイ男に見えた瞬間でした!