独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004317852

作品紹介・あらすじ

「これは絶滅戦争なのだ」。ヒトラーがそう断言したとき、ドイツとソ連との血で血を洗う皆殺しの闘争が始まった。日本人の想像を絶する独ソ戦の惨禍。軍事作戦の進行を追うだけでは、この戦いが顕現させた生き地獄を見過ごすことになるだろう。歴史修正主義の歪曲を正し、現代の野蛮とも呼ぶべき戦争の本質をえぐり出す。

感想・レビュー・書評

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  • 2020年新書大賞の第1位受賞作。

    ロシアによるウクライナ侵攻が長期化するなか、当地で過去に起こった歴史を知っておくのもよかろうと思い手に取った。
    著書は膨大な史料を読み込み分析されている。よって新書にしてはかなりアカデミックというかマニアックとさえ言える中身。おそらくは歴史マニアや軍事オタクにはたまらない一作だ。

    本書でよくわかったことは、独ソ戦はイデオロギー戦争だったがために双方妥協の余地はなく言語に絶する惨酷な闘争を徹底して遂行したということだ。これがこの戦争の本質だと思う。

    イデオロギー戦争だったがために、人を人とも思わない残虐無比、極悪非道な殺戮が大量に起こった。
    諸説あるんだろが太平洋戦争の日本の犠牲者は軍人民間人合わせて約300万人。独ソ戦の両国の犠牲者はなんと3000万人を超えるという。この点だけ取ってみても人類史上最低最悪の戦争と言っても過言ではない。

    日本ではともすれば、戦争の悲惨さと言えば原爆の被害や沖縄戦が強調されている。自国で起こった出来事なのだから当然と言えば当然である。
    ただもっと世界に目を向けて、悲惨な戦争の歴史を知ることも意味があるんだろうと思う。
    そういう意味で本書が新書大賞を受賞してたくさんの人の目に触れられているのは好ましいことだ。

    読んでいておやっと思ったのが、「戦略」と「戦術」の間ににある概念としての「作戦術」なるものがソ連軍により志向されていたことだ。「戦略」と「戦術」の区分というか使い分けは、経営やビジネスの現場でもよく言われるが中間概念があるということは初耳だった。実に興味深い。

    あと印象に残ったのはヒトラーのマイクロマネジメント。軍事には素人だろうに自分で前線軍の司令官を兼務するなどトリッキーなことしてる。一国のリーダーがやるべきでないことは少し考えればわかることだ。よほど人間不信だったのだろうか。

    ともあれ、戦争は絶対悪だと改めて実感出来た著作だった。


  • 「同志少女よ、敵を撃て」を読み始めた時点で、ちゃんと理解すべく入門書として読み始める。

    研究が進められるにつれて、両国で隠されてきた事実に基づき記されている。
    指揮者の判断の誤りや過信など、なんとも風刺画のようなモノが頭に浮かぶ…
    学生の時、歴史に興味が持てなかったが、経緯や理由を理解しながら流れを追うとこんなに面白いのかと驚き、不謹慎と思いながらも楽しめました。
    互いに存在を滅するまでの「絶滅戦争」に加熱した、そのの性質について「独ソ戦」における変遷、「戦略と作戦」の違いなど、もう少し詳しく学びたくなった。

  • ヒトラーはなぜソ連と戦争を始めてしまったのか? 『独ソ戦』 | BOOKウォッチ(2019/8/ 6)
    https://books.j-cast.com/2019/08/06009547.html

    人類史上最悪…犠牲者3000万人「独ソ戦」で出現した、この世の地獄(週刊現代) | 現代ビジネス | 講談社(2019.08.23)
    https://gendai.media/articles/-/66675

    大木毅「独ソ戦 絶滅戦争の惨禍」 無法も蛮行も桁外れの全体像|好書好日(2019.10.22)
    https://book.asahi.com/article/12812930

    独ソ戦―絶滅戦争の惨禍― | 学長室だより | 東京学芸大学(2020年11月12日)
    https://www.u-gakugei.ac.jp/president/news/2020/11/post-14.html

    独ソ戦 絶滅戦争の惨禍 - 岩波書店
    https://www.iwanami.co.jp/book/b458082.html
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    実は軽く見ていてスルーしていた(反省)。。。

  • 不可侵条約を結んでいたはずのドイツとソビエトによる戦争、その起承転結が綴られた一冊です。
    何故、条約を破ってまでドイツがソ連侵攻を決断し、最後の最後まで戦うことになったのか。
    第二次世界大戦は早期講和が可能である戦争でしたが、ドイツも日本も時期を見誤りました。
    戦況悪化に伴った対話を頑なに拒む内部の存在、ドイツにおけるNSDAPと日本における軍部は大変似ています。
    戦争と対話は外交政策上では表裏一体ですが、齎す結果は全く違います。
    独ソ戦は飢餓や虐殺が日常の地獄と化したのです。
    外交を軽んじた場合の高額なレッスンを枢軸国は受けましたので、同じ轍を踏むことのないようにしたいものです。


  • 【はじめに】
    各所でも非常に評判が高い『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』。特に読書サイトHONZで成毛眞さんが大絶賛していたこともあり、手に取った。

    読後の評価として、確かに賞賛に値する本だった。この本の素晴らしいところを3つ挙げてみる。第一に何よりコンパクトであるということ。第二に、独ソ戦の過程をその目的から「通常戦争」「収奪戦争」「世界観戦争」に分類して次第に後の二つの位置づけが占める割合が増えていったという陰鬱だが的確な分析を与えてくれること。最後に、実際に起きた事実に対する真摯さとその追究への意志があり、さらにそのために読者へのガイドが丁寧で適切であること、となるだろう。著者はすでに多くの関連書籍の翻訳もされていて、資料面での網羅性や論考の確かさには信頼がおける。今後、さらに他にも翻訳や著作の予定があるとのことで楽しみである。

    【概要】
    独ソ戦の特異性は、その人的・物的損害の数量的甚大さであるが、それに加えて相互憎悪から来る徹底した残酷さを挙げることができる。

    「ナチス・ドイツとソ連のあいだでは、ジェノサイドや捕虜虐殺など、近代以降の軍事的合理性からは説明できない、無意味であるとさえ思われる蛮行がいくども繰り返されたのである」

    実際にそこで何が行われたのかについては、ヒトラーが何も語らずに死んだことを利用して、国防軍の上層部が自己保全のために過度にヒトラーの責にするために事実をゆがめてきたこと、また世間もその物語を求めたことによって長く隠されてきたものがあるという。またソ連側も、戦後のスターリン体制による抑圧によって、正しい情報が明らかにされるまでの時間がかかった。そのため、二十一世紀に入った今もまだこの領域では新しい事実の発見があるという。本書は、そういった最新の事実をもとにした独ソ戦への道案内である。

    中学生のとき、社会科の教科書に第二次世界大戦におけるソ連の死者が2,000万人と書かれていて、それが群を抜いて多かったことを不思議に思ったことを覚えている。情報を統制する社会主義国家なので、過度に多めに見積もることで戦後賠償などを有利に進めようとしたんだろうかと思っていた。しかし実際は、逆にそれは国威のため低めに見積もった数字ですらあるとのことだ。独ソ戦については、アントニー・ビーヴァーの『スターリングラード 運命の攻囲戦 1942-1943』『ベルリン陥落 1945』を読んでいたので大枠の流れやその過酷さは知っていたが、この本であらためてそれが並大抵のものではないことがわかった。

    ソ連側では、スターリンの猜疑心から来る軍上層部の大量粛清に加えて、ドイツのソ連侵攻の情報を得ていながら、現実を顧みることなくそれを陽動作戦であるとして退けて準備を怠ったことが事態の深刻化を招いた。一方、ドイツ側ではヒトラーが陸軍指揮権を握ることになり、最終的にヒトラーの思い込みと楽観から来る非合理な作戦指示により戦争の泥沼化を招いた。軍事でもビジネスでも、システムの中で適切な権限移譲がなされているかどうかはことの成否を大きく左右する。また、それ以上に両トップによる「世界観戦争」-ドイツでは「東方植民地帝国の建設」、ソ連では「大祖国戦争」と呼ばれた - は、互いに限界のなさを兵士に強いることになり、そのためお互いに必要以上の残酷さを引き出すこととなった。ドイツがソ連兵の捕虜を過酷に扱い、捕虜となったら命の保証がないとの認識がソ連側で拡がることで、ソ連兵士の抵抗はさらに激しくなり、泥沼化を極めていったのは皮肉でもある。兵站が伸び切ったドイツが食物の略奪を始めてしまったことも現地で敵を作ることになり、住民の憎悪を煽る原因ともなった。ドイツ側から見ると、そもそもが収奪戦争の側面もあったのだ。想像を超えた惨禍となったことにはある種の必然性があったとも言える。

    【所感】
    「筆者の試みが、未曾有の戦争である独ソ戦を「人類の体験」として理解し、考察する上での助けとなることを期待したい」という書く意味を、果たして私たちはどこまで理解することができるだろうか。

    ドイツの社会学者マックス・ヴェーバーは、ナチスやスターリンが権力を握る前の1919年に出版された本の中で次のように警鐘を鳴らした。それは警鐘であったが、処方箋はなく、またそれが必要な人たちには決して届くことのない警鐘であった。

    「とてもたくさんのドイツの若い世代の人たちが預言者を探し求めていますが、まさにそんな預言者などいない。これは決定的な事態です。この事態についての知が、この事態の十全な重みをもっては、若い世代の人たちに生々しく受けとられない。これが、みなさんがしてしまうことです」
    (『仕事としての学問』マックス・ヴェーバー)

    「近代国家では、実際上、政治を行う手段すべてを思いのままに動かす権力は単一の頂点に集積していく。自分が使うカネ、あるいは思うままになる建物、貯蔵、道具、戦争の装備を個人として所有する役人は、もはや誰一人としていない。行政スタッフ(行政官僚や公務労働者)は、実質的な行政手段から「切り離される」。この「切り離し」が完遂されるのが近代国家で、これこそが近代国家に特徴的なことなのです」
    (『仕事としての政治』マックス・ヴェーバー)

    最後に著者は、ドイツ国民の「共犯性」についても厳しく指摘する。ナチスは、ドイツ国民の優越感をくすぐり、また実態としても当時ドイツ国民は他国民からの略奪によって得られた富で比較的恵まれた待遇を享受していた。少なくとも将来他国よりも恵まれた待遇を享受する可能性を期待していた。おそらくはその待遇を満たすものがどこから来るものなのかを彼らは知っていた。そうであるがゆえに、彼らは多かれ少なかれナチスの共犯だったのだ。著者は、そのことについて明確に次のように指摘する。

    「彼らは、初期帝国主義的な収奪政策による利益を得ていることを知りながら、それを享受した「共犯者」だったのである」

    なぜ、西にイギリスという敵を抱えながら、ドイツが対ソ戦に踏み切ったのかの理由のひとつがソ連から食料を収奪し、国民および国防軍の食料を与えることにあった。そのために、ソ連の住民が飢餓によって死ぬことも承知の上であったのだ。

    著者によると、「絶滅・収奪戦争を行ったことへの贖罪意識と戦争末期におけるソ連軍の蛮行に対する憤りはなお、ドイツの政治や社会意識の通奏低音となっている」という。第二次世界大戦は、文明という観点において最も進んでいた欧州で、人類がどれほど野蛮になることができるのかを示した。それは人類として正しく知るべき史実であると思う。
    また改めて、日中戦争含めた日本の戦争についても深く知っておくべきものだと思う。当時の多くの日本人も、同じ意味において軍部との共犯者であったと言えるのかもしれない。歴史を学ぶというのは、単に史実を知るということではない。そういうことを教えてくれる本でもあった。

    お勧め。

    ---
    『ベルリン終戦日記―ある女性の記録』(アントニー・ビーヴァー)のレビュー
    https://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4560092087
    HONZレビュー「『独ソ戦 絶滅戦争の惨禍』2019年のNo1新書」 (成毛 眞)
    https://honz.jp/articles/-/45311
    『仕事としての学問 仕事としての政治』(マックス・ヴェーバー)のレビュー
    https://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4065122198
    『「砂漠の狐」ロンメル ヒトラーの将軍の栄光と悲惨』(大木毅)のレビュー
    https://booklog.jp/users/sawataku/archives/1/4040822552

  • 第二次世界大戦といえ自国のことを中心にし知らないことが多い。独ソ戦によっていかに人が死んだか。恐ろしすぎる。通常戦争ならまだ人としての倫理もあるが後に収奪戦争となり、さらに世界観戦争となると地獄そのもの。悲劇としかいえない。

  • この本は、明快な軍事的史実を元に、非常にリアルな絶滅戦争の惨禍を描いており、独ソ戦の政治、外交、経済、世界観など多面的な事実を知ることが出来ます。
    今読むべき一冊だと思いました。
    ぜひぜひ読んでみて下さい。

  • 独ソ戦は通常戦争、収奪戦争、世界観戦争(絶滅戦争)が並行する形で始まったが、次第に世界観戦争の色が強くなり、絶対戦争に変質していった。互いに相手を人間だと思っていないので、捕虜や民間人の扱いも酷いもの。結果として、想像を絶する惨禍となった。

    ウクライナ侵攻で、ロシアがやたらと「ネオナチ」を引き合いに出すのは何故だろうと思っていたのだが、ロシアは独ソ戦で膨大な犠牲を払ったことがトラウマとなっているとのこと。但し、ロシアは一方的な被害者ではなく、ナチスと同様に加害者でもあった点を踏まえると、良いように独ソ戦の悲劇を利用しているとも言える。

    あと、スターリンによる粛清のせいで戦闘経験のある軍の幹部が死んでしまい、軍が弱体化してしまったという話はちょっと笑ってしまった。。(こんなこと書いたら、私も粛清されそう)

  • 2020新書大賞第一位。

    失礼ながら、このタイトルにして一位になるのだから、只者ではないんだろうなと予感していたのだけど、非常に分かりやすく読めて驚いた。

    「新書でスタンダードな独ソ戦通史を書くという大きな課題が、はたして達成されたかどうか。落ち着かない思いのまま、読者の審判を待つしだいである。」

    筆者のあとがきより。

    これまで言われてきた独ソ戦史観を改めながら、その「通常戦争」「収奪戦争」「世界観戦争(絶滅戦争)」の三つの目的の輪が、戦局の後半になるに至って「絶対戦争」と化していく姿を論じている。

    ヒトラーさえいなければ、ではなく、そもそも独ソ戦の初期設定からして国防軍も噛んでおり、そして見誤っていたということ。
    また、収奪戦争かつ絶滅戦争の色合いから、ルール無視の暴虐と報復をお互いに繰り広げながら、戦後ソ連の隠蔽が行われ、オフィシャルな見解までも歪められていたということ。

    そのヴェールを一枚一枚剥がしていった時、イデオロギー的勝利って、劣等人種の絶滅って、結局何だったんかな、とポツリと思った。
    物資の獲得という目に見える利益だけではなく、思想的な、ヒトとしての優越を得たところで、何が満たされるんだろう。(当然、支配権を持っているという自負?)
    不勉強ですいません。

    私は2001年に公開された「スターリングラード」という映画が割と印象に残っていて、独ソ連についても、そのイメージと、その後ドイツが分割統治されていくイメージしか持っていなかった。

    なので、こういう、ビギナーに優しい一冊は本当にありがたいし、そういった本が脚光を浴びる舞台があって良かったなと思う。

  • 第二次世界大戦でも最も悲惨かつ破滅的な独ソ戦を、その背景となる二人の指導者ヒトラーとスターリンの思想面を絡めて描く。
    ナチス・ドイツ、特にヒトラーはソ連との戦争を「通常戦争」ととらえておらず、広大な土地を持つソ連からの収奪なくしては経済的にも回らない実情を作り、All or Nothingの破滅的戦いに自ら突き進んでいったこと、そして短期決戦で片が付くとソ連を過小評価していたこと、短期決戦思想ゆえに兵站をまともに考えない作戦だったこと、
    ソ連はソ連で、スターリンの大粛清のせいで戦力が激減し、まっとうな軍事作戦の実行にも支障をきたしていながら、各種報告から伺えるドイツの敵対姿勢に目をつぶり序盤の戦争に後手に回ったことがよくわかる。

    ヒトラーは「絶対戦争」としての絶滅戦争の一面を捨てきれず、「通常戦争」の軍事合理性を唱える将校が次々と粛清されていく。
    両指導者の軍部への不信も相まって、スターリングラードの凄惨な戦いにもつながる。そしてソ連を撃破する力を失ったナチス・ドイツは、転がるように敗勢が濃くなる。

    歴史にifを言い出すときりがないですが、大粛清がなかったらドイツはソ連に侵攻していたんだろうか。ナチス・ドイツの経済的背景を考えると避けられなかった気もしますが、序盤の勝利もなく、早々に(壊滅的被害を被る前に)撤退していたかもしれない。しかしナチス・ドイツの短期決戦思想や相手の過小評価、ソ連側の情報戦への無理解は、旧大日本帝国軍をテーマにした「失敗の本質」のようでした。

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著者プロフィール

現代史家。1961年東京生まれ。立教大学大学院博士後期課程単位取得退学。DAAD(ドイツ学術交流会)奨学生としてボン大学に留学。千葉大学その他の非常勤講師、防衛省防衛研究所講師、国立昭和館運営専門委員等を経て、著述業。『独ソ戦』(岩波新書)で新書大賞2020大賞を受賞。主な著書に『「砂漠の狐」ロンメル』『戦車将軍グデーリアン』『「太平洋の巨鷲」山本五十六』『日独伊三国同盟』(角川新書)、『ドイツ軍攻防史』(作品社)、訳書に『「砂漠の狐」回想録』『マンシュタイン元帥自伝』(以上、作品社)など多数。

「2023年 『歴史・戦史・現代史 実証主義に依拠して』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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