ミクロ経済学入門の入門 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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本棚登録 : 451
感想 : 45
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  • Amazon.co.jp ・本 (176ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004316572

作品紹介・あらすじ

ミクロ経済学はシンプルで前提知識を要しない、非常に学びやすい学問だ。無差別曲線や限界費用などの基本から、標準的な均衡理論、ITサービスの理解に欠かせないネットワーク外部性まで。数式でなくコンパクトな図で説明する「入門の入門」。これからミクロを学び始める人、ミクロが分からなくて困っている人に最適の一冊。

感想・レビュー・書評

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  • ミクロ経済学に出てくるフレーズについて、わかりやすく理解できる。自分だけでなく相手などを含めて全体で計算すると、より良い結果になることもある。

  •  ミクロ経済学の基礎を学びたくて読みました。「入門の入門」とタイトルにある通り、基礎の基礎を丁寧に書いてありました。本書に書いてあることも知らずに経済を語ることはできないでしょう。
     少しでも難しいことは省き、極限まで分かりやすさを求めようとした著者の挑戦が伝わってきます。丁寧に書かれた一冊だなと感じました。
     経済学を食わず嫌いしている方、苦手意識を持っている方、途中で挫折してしまった方などに是非お勧めしたいです。中学生でも読める内容でした。
     私も本書を入り口として、経済学の教科書に挑んでいきたいと思います。

  • 入門書を読む前に読むと非常に有難い本。ミクロ経済学の概念が分かりやすく説明されている。経済学を学びたい大学一年生に適しているのではないか?
    分かりやすい説明には相当苦労したのではないか、と思われる箇所が多々ありました。お疲れ様でした…

  • 本のタイトル通り、ミクロ経済学の入門の入門にあたる書籍。
    冒頭のペプシとコーラの例は、とても分かりやすかったが、終盤になるほど、簡潔な説明となっており、物事のイメージがし難いと感じた。
    この本を読んだ後、文末の筆者お薦め書籍を読むと、より理解が進むのかも知れないと感じた。

  • 例えが身近でわかりやすくておもしろかったです。

    ミクロ経済学、身近な例で説明されていて「へえ!なるほど〜」と思ったり、保険や税金、格差問題とこうつながってるんだ!と知ることができたり勉強になったけど、全体的に難しくてきっと半分もきちんと理解できていない気はします。
    いろいろな物事や事象に難しい名前がついているのね。

  • 2024/1/12

  • バカでも少し分かる

  • タイトル通り、ミクロ経済学の入門の入門レベル。容易に理解できるだろう。

  • 坂井さんの本は大好きで、本書は特にミクロ経済学の授業をされている同氏が「わかりやすく飽きさせない工夫」を重ねていることが言葉の端々にみられる。
    オリエンタルラジオの中田敦彦さんの「YouTube大学」が500万人を突破したそうだが、坂井さんが脚本を書けば芸人がミクロ経済学YouTuberとして人気となるに違いない。

    ミクロ経済学を学ぶ時の一冊目として最適。もし自分の子どもが春から経済学を学ぶよ、というなら春休みにプレゼントしたい一冊だ。

    ちなみにマクロ経済学をこれから学ぶ人には長沼伸一郎さんの「現代経済学の直感的方法」がオススメ。
    https://booklog.jp/users/kuwataka/archives/1/B086JW8RYR

  • オーディオブック。図を多用しているため、オーディオで聴くには向かない本だったかも。前半くらいまでしか分からなかった。物理本で見ると分かりやすそう。再読したい。

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著者プロフィール

慶應義塾大学教授

「2017年 『大人のための社会科 未来を語るために』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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