福島原発事故 被災者支援政策の欺瞞 (岩波新書)

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004315056

感想・レビュー・書評

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  • カテゴリ:図書館企画展示
    2016年度第9回図書館企画展示
    「災害を識る」

    展示中の図書は借りることができますので、どうぞお早めにご来館ください。

    開催期間:2017年3月1日(水) ~ 2017年4月15日(金)
    開催場所:図書館第1ゲート入口すぐ、雑誌閲覧室前の展示スペース

  • 2014年刊。著者は毎日新聞東京社会部記者。

     タイトルどおりフクシマ被災者の支援に関する政府対応の内実を開陳する書で、主に2013年以降の模様を叙述する。

     細かく挙げればきりがないが、被災者への政府対応の余りの酷薄さに口があんぐりと。悲しくて呆れて言葉もないほど。
     そして、かような事態に対し(否、かような事態ゆえに)金の節約と、情報の隠蔽を第一義にしてしまっている官僚の稚拙さ、そのような事態を生む日本の国力の無さの現実(借金漬けの日本にあるはずもないが)に…。

     
     ただし、かような書で声を上げ続けている著者には敬意を。

  • 2015年1月新着

  • 勉強になりました。

  • 相変わらず・・・役人、国滅ぼす・・というヤツだな。
    役人というのは、誰に忠誠を誓って、国民を侮るのだろうなぁ。
    誰のために働いているんだろう。
    上ばっかり見ているのでしょうね。

  • 復興庁の参事官がツイッターで、ぼろくそつぶやいていたのは、明らかにコンプライアンス違反。もう何もそういうソーシャル系には参加しないのが一番いいね。

  • 369.36||Hi

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著者プロフィール

日野行介(ひの・こうすけ):ジャーナリスト・作家。1975年生まれ。元毎日新聞記者。東京電力福島第一原発事故の被災者政策や、原発再稼働をめぐる安全規制や避難計画の真相を調査報道で暴いた。著書に『福島原発事故 県民健康管理調査の闇』(岩波新書)、『調査報道記者――国策の闇を暴く仕事』(明石書店)、『原発再稼働――葬られた過酷事故の教訓』(集英社新書)など。

「2023年 『情報公開が社会を変える』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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