妖精画談 カラー版 (岩波新書 新赤版 455)

著者 :
  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784004304555

作品紹介・あらすじ

ゲゲゲの鬼太郎の生みの親、水木しげる妖怪博士が捕獲した「ひと味違った妖精たち」(井村君江氏解説)。アイルランド、スコットランドなどケルト地方から、北欧、ドイツ、フランス、ロシアほか、総勢100人(?)を越える妖精のかたちと物語をオールカラーで描く。日本の妖怪とまるで違う妖精と、驚くほど似た妖精が一堂に大集合。

感想・レビュー・書評

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  • 『世界妖怪総鑑』作成を目論みヨーロッパの妖精達を描く。実現したのか?怖さは薄れて存在感は増す。憑き物的なアルプ・ルアハラ、20世紀生まれのグレムリン、気難しいヤレリー・ブラウン、孤独で優しいギリー・ドゥーが気になった。

    • pさん
      111108さん

      こんばんは♪
      めっちゃいいですねー
      こんな本出てたんですね、知らなかったです
      111108さん

      こんばんは♪
      めっちゃいいですねー
      こんな本出てたんですね、知らなかったです
      2023/02/13
    • 111108さん
      Pさん
      コメントありがとうございます♪
      30年近く前の新書でした。自分の中で妖精?不思議系?話が続いてたので楽しく読めました。
      オールカラー...
      Pさん
      コメントありがとうございます♪
      30年近く前の新書でした。自分の中で妖精?不思議系?話が続いてたので楽しく読めました。
      オールカラーなのもいいですよ!
      2023/02/13
  • いつでも取り出せまっせな座右のシリーズ4冊。

    「妖『怪』画談」ではなく「妖『精』画談」。
    外国。

  • ゲゲゲの鬼太郎の生みの親、水木しげる妖怪博士が捕獲した「ひと味違った妖精たち」(井村君江氏解説)。アイルランド、スコットランドなどケルト地方から、北欧、ドイツ、フランス、ロシアほか、総勢100人(?)を越える妖精のかたちと物語をオールカラーで描く。日本の妖怪とまるで違う妖精と、驚くほど似た妖精が一堂に大集合。(袖)

    少し齧った程度のオカルト好きではとても太刀打ちできない圧倒的な情報量。加えて、風景まで書き込まれた素晴らしいイラスト群と、なんとも贅沢な新書。
    他『妖怪』『幽霊』の2冊も出ているので、そちらも手に入れよう。

  • 普通に妖精の紹介の本としてもとして読んでも面白いし、いちいち水木御大の感想や日本の妖怪との比較がかいてあるのも楽しい。そしてやっぱり一般想像されてるような妖精と一味違う、御大の妖精の絵をみていただきたい。惜しいのは見開きになってるから絵が割れてしまったりしているところか。
    連れ合いが水木しげるの「絵」をマジマジ見たことが初めてだったらしく「え??これひとつひとつ書いてるの??」と驚いていた。いや、この時期にはもう有名だからひょっとしたらアシさんかもしれないが、元々こうして書いてきた人だ。CGはもちろん、トーンなんかつかってないのにこの美しさ。
    昨今ゲームなどの普及もあり、だいぶ妖怪や妖精がイラストとして書かれているが、水木しげるはキャラクターだけでなく背景、風景も含めて書く。その木々花々暗闇泉などが含めてきっと妖精なのだ。そしてそれらの怪しく美しいことよ。

  • アイルランド、イギリスを中心に、ヨーロッパの妖怪、もとい、妖精を、水木しげるの絵で紹介している。
    水木しげるの絵は、妖精というより妖怪な点が残念。

  • 『妖怪画談』と同じシリーズ。
    全頁カラーで水木ワールドが楽しめます。

      言わずもがなですが、「お花に座って微笑む 蝶の羽根の生えた美少女の妖精さん」しか認めない方にはオススメいたしません(笑)

  • この本を、小さい頃お母さんの読んでもらっていました。水木しげるの妖怪大図鑑を。どんな子どもだよ!! こんなになっちゃったよ!! でもおもしろいんだって、尻に目のある「尻目」とか……!!!

  • 水木しげる先生の妖精の本ね、あぁはいはい。
     ちゃんとLlamhigynが「サムヒギン」になってる!ををっ
     『妖精なんでも入門』でもやってた日本の妖怪との比較もやってる!!面白い!!
     他いろいろ。某『妖精なんでも入門』で使はれた読書オーガを使ひ回し、『妖精100物語』での妖精コールマン・グレイの絵を「その辺の百姓」と言ひ張る、等々、オモチロイのだが。

  • ゲゲゲの鬼太郎の生みの親、水木しげる妖怪博士が捕獲した「ひと味違った妖精たち」。アイルランド、スコットランドなどケルト地方から、北欧、ドイツ、フランス、ロシアほか、総勢100人(?)を越える妖精のかたちと物語をオールカラーで描く。日本の妖怪とまるで違う妖精と、驚くほど似た妖精が一堂に集合!

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    とても読みやすい。見開きで一人ずつ紹介されているため本の厚さの割りに薄い感じがするけど、その代わりに水木しげるによって描かれた妖精たちがとても魅力的。
    時おり日本の妖怪と比べていて、新しい発見もあるので良いかも。他の妖精図鑑を読んだことある人には物足りなさそう。

  • [ 内容 ]
    ゲゲゲの鬼太郎の生みの親、水木しげる妖怪博士が捕獲した「ひと味違った妖精たち」(井村君江氏解説)。
    アイルランド、スコットランドなどケルト地方から、北欧、ドイツ、フランス、ロシアほか、総勢100人(?)を越える妖精のかたちと物語をオールカラーで描く。
    日本の妖怪とまるで違う妖精と、驚くほど似た妖精が一堂に大集合。

    [ 目次 ]
    1 水に出るもの
    2 里に棲むもの
    3 森にまつわるもの

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著者プロフィール

1922年(大正11年)生まれ、鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、ラバウル戦線で左腕を失う。復員後、紙芝居画家を経て貸本漫画を描き始め、1957年『ロケットマン』でデビュー。以後、戦記もの、妖怪ものなど数多くの作品を発表。1965年『テレビくん』で第6回講談社児童漫画賞を受賞。1989年『昭和史』で第13回講談社漫画賞を受賞。1991年紫綬褒章受章、2003年旭日小綬章受章。主な作品に『ゲゲゲの鬼太郎』『河童の三平』『悪魔くん』『総員玉砕せよ!』『のんのんばあとオレ』など。2015年11月死去。

「2022年 『水木しげるの大人の塗り絵 あの世紀行』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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