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- Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784003252529
作品紹介・あらすじ
小説『アドルフ』の著者として知られるフランス自由主義の思想家バンジャマン・コンスタン(一七六七—一八三〇)の政治論集。古代と近代の自由の違いを明確にした有名な講演、強権的支配を批判してナポレオン後のリベラルな政治体制の確立を訴えた著作とともに、両著を支える重要な小論「人類の改善可能性について」を収録する。
感想・レビュー・書評
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309.1||Co
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「アドルフ」を読んだのは高校生時代だったが、当時は作者の経歴など飛ばし読みしていたので、フランス革命からナポレオン時代にかけて、コンスタンが政治的に活躍していたことを、本書で初めて知った次第である。
革命による共和制体制が帝政に、さらに王政復古へ、という激動の時代にアクチュアルに切り結んだ論考が収録されている。
「近代人の自由と古代人の自由」は、短い論説であるが、コンスタンの基本思想のエッセンスであり、先ずはこれを読むことをお勧めする。
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