- Amazon.co.jp ・本 (194ページ)
- / ISBN・EAN: 9784002602615
感想・レビュー・書評
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原題は「Anatomy of an Illness」。まあ色々な大人の事情があるんだろうけど、コロコロとタイトルを変更するのは頂けないなあ。
著者は米国の書評誌『サタデーレビュー』の編集長だったジャーナリスト。ケロイドを負ったヒロシマ女性25人を渡米させて形成手術を受けさせたこともある。
笑いとビタミンCで膠原病が治る…かはともかく、明らかに器質的でなさそうな頭痛に悩まされている今日この頃、「どうせ病院に行っても更年期障害って言われるだけやしー」と拗ねてるより、精神衛生上宜しい。真夏でもミカンの食べられる昨今ですからねえ。あ、オレンジとかグレープフルーツでいいのか、フードマイレージはさて置き。
シュヴァイツァー訪問時、夜更けに博士の部屋から「トッカータとフーガ」が聞こえてきた…は印象的。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
著者はアメリカのジャーナリストでありながら
医学部教授を務め、環境問題、平和問題にも取り組む
非常に合理的で科学的思考の持ち主。
著者が膠原病を患った際に
ユーモアと大量のビタミンC投与で根治した経験と
それに付随する事象から
よりよい人生について考察している。
笑いに特化しているかと思ってとりかかると
肩透かしをうけるかもしれない。
幸せを構成する要素は環境や人間関係、そして思考
自身で調整できることも多くあり
幸せになる!と明確なビジョンをもち
主体的に考え、行動すればよいのだと思った。 -
タイトルとはちょっと違うような…。
笑いによる治癒力についてもっと書かれているのかと思ったが、違った。
後半はザーッと流し読み。 -
E・B・ホワイト、キャサリン・ホワイト「アメリカ・ユーモアの支金庫」 マックス・イーストマン「笑いと楽しみ」サー・ウィリアム・オスラーは笑いを「人生の音楽」と見なしていた たとえ病気になっても、意味のある人生を送り、さらにすすんでは多少の喜びすら味わって生きる余地はいつでも残っている
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タイトルから、「笑い」を中心に書かれた本かと思っていたが、笑いについてはほとんど触れられておらず、著者は、人間がもつ自然治癒力を信じようということが言いたかったのかなと思った。
「痛み」は敵ではなく、体からの「それは違うよ!」というサインなんだと気付いた。
私も自分の力を信じて、健康になれるよう努力を続けたい。 -
1960年代、アメリカのジャーナリスト、ノーマン・カズンズ氏が強直性脊椎炎という膠原病の一種になりました。医者から一生治らないと言われ、現代医学に失望して、別の方法で病を治すことにしました。
http://rimaroom.jugem.jp/?eid=363 -
笑いの効用は、リウマチ患者への実験でも立証されている。「笑うかどには福来る」というのはあながち嘘ではない。元気が出ます。
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作者本人の体験をもとにしています。薬漬けが本当にいいのか?医者とはどういう存在か?この本によって医療の考え方が変わりました。他の出版社でも多数出版されてます。お勧め!