- Amazon.co.jp ・本 (44ページ)
- / ISBN・EAN: 9784001153569
作品紹介・あらすじ
猫はいつも特別だ-動物写真の第一人者が猫との出会いと青春時代を初めて語る。
感想・レビュー・書評
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タイトルにまず笑ってしまう。
「王様と私」みたい。ちなみにオペラ歌手のパヴァロッティのマネージャーさんの書いた本も「王様と私」。そちらもぜひ読んでみたい。
それはさておき、もちろん岩合さんは動物写真家である。
本当は世界中で野生動物たちをたくさん撮影して国際的な評価を得ている。
私の父などはTVで観てすっかりあやしい猫おじさんと思っているみたいだけど…
べつにそれでもいいと思う。岩合さんは猫写真のパイオニアなのだから。
この絵本ではたくさんの写真とともに、たくさんのエピソードが語られます。
子どもの頃の記憶から、青春時代、奥様と猫たちとの出会い、
(奥様と28匹の猫にいっぺんに出逢っているのが、なんというかさすがです)
そして海ちゃんのこと、世界の、そして『ニッポンの猫』のことなど。
"いつか、猫が見て「そろそろ仲間として認めてあげる」と喜んでくれるような写真が撮りたい"と氏は語ります。
風景に溶け込んで、人のとなりで堂々と生きてる猫たちの"特別"な日常。
エコロジーはネコロジーだともいいます。
適度な距離と増えすぎないことは重要ですが、猫にとって暮らしやすい町は人にとっても暮らしやすい町であるような気がします。
改訂されて新潮文庫から「ネコさまとぼく」の名前で再発売されています。
でもこの版の表紙のおにぎりみたいな猫がたまらないのでこちらに一票。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2013.2.27中央図書館
動物写真家の父親のもとで育ち修行しつつ、
猫にであい、猫の写真に開眼した経緯を語る写真絵本。
著者による内外のネコ写真満載。
たしかに昔はいかにもモデル然としたきどった猫か愛くるしい子猫が
ソファの上やかごの中にいるような写真ばかりだったのに、
今やプロから市井の飼い主まで写真をとるようになり、
ネット上には野生の猫、普段着の猫のたのしい姿があふれている。
そのきっかけは岩合さんだと思うと感慨深い。
そして岩合家の飼い猫第一号「海ちゃん」がかわいすぎる。 -
岩合さんが猫を撮り始めたきっかけや、過去の作品への思いなどが写真とともに書かれています。昔は野良猫のしゃしんなんて、相手にされなかったもんね。それでもずっと、自分が良いと思うものを撮り続けてきたからこそ今がある。それに、ただ撮っているだけでなく、どう撮ればより魅力的に写るのかちゃんと研究していたんだなと、改めて感心した。
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2010年7月20日
装丁・レイアウト/鈴木一誌+仁川範子 -
表紙の「おにぎり猫」が大好きなんです。
大きい猫好きな私にはタマリマセン。
<div class="booklog-all" style="margin-bottom:10px;"><div class="booklog-data" style="float:left; width:300px;"><div class="booklog-title"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001153564/highhatalex-22" target="_blank">猫さまとぼく</a></div><div class="booklog-pub">岩合 光昭 / 岩波書店(2004/02/26)</div><div class="booklog-info" style="margin-top:10px;">Amazonランキング:16,127位<br>Amazonおすすめ度:<img src="http://booklog.jp/img/5.gif"><br></div><div class="booklog-link" style="margin-top:10px;"><a href="http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4001153564/highhatalex-22" target="_blank">Amazonで詳細を見る</a><br><a href="http://booklog.jp/Ambrose/asin/4001153564" target="_blank">Booklogでレビューを見る</a> by <a href="http://booklog.jp" target="_blank">Booklog</a><br></div></div><br style="clear:left"></div>