三銃士 上 (岩波少年文庫 561)

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感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784001145618

感想・レビュー・書評

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  • 読む前の想像よりも話の筋が凝っていておもしろい
    題が三銃士なのに主役は三銃士でないダルタニャンなのが意外だったし、三銃士の安否も気になる終わりで早く続きを読みたくなる

    ちょっと時代がかった書き口も雰囲気が出てよかった

  • 【貸出状況・配架場所はこちらから確認できます】
    https://lib-opac.bunri-u.ac.jp/opac/volume/722795

  • 三銃士といえば何といっても、武藤、蝶野、橋本の新日闘魂三銃士。と言いつつ恥ずかしながら当の三銃士の物語については何も知らず、今更ながら児童書で読んでみました。

    「三銃士」というお話が三部作からなる「ダルタニャン物語」という物語の第一部であることも、この度知りました。

    特に印象に残ったのは、150年前の小説なので、物語の中に”暴力”、”差別”、”封建社会”といったものが結構垣間見えて、人権、暮らし、そして価値観はだいぶ変わるものだなあとしみじみ思いました。
    ダルタニャンと三銃士はそこまで圧倒的な豪傑でないことに加え、癇癪持ちだったり結構なドジを踏んだりと、そのあたりは予想外でした。
    そして、てっきし悪の大玉は枢機卿だと思いきや、まさか。。。女の誘惑はマジで怖い...、うかつに色目な女を信用するなってことですね。

    児童書で読んだ三銃士ですが大人版で読むとどうやらベッドシーン描写があるようです。大人版を読み返す気がないし、くそー、児童書版を読んで失敗でした(笑)。

    (上下巻合わせての感想です。)

  • この年になってようやく読む。それも岩波少年文庫版で…

    三銃士の活躍談なのかと思っていたら、三銃士自身は〝天然″で、田舎から出てきた若者が主人公だったとは。。。。

    先日テレビで、文学界の大誤解としてフランケンシュタインが挙げられていたけれど、それと同様のインパクトだった。

  • Les Trois Mousquetaires 1844

    Alexandre Dumas(アレクサンドル・デュマ)

    D'Artagnan(ダルタニャン)
    Athos(アトス)
    Porthos(ポルトス)
    Aramis(アラミス)

  • 8/17から韓国でスタートするドラマ「三銃士」の予習として読み始めた。少年文庫にして正解。台詞回しなどが古くて、少年文庫の読者層にはわかりずらいかも。

  • 読みながら眠くてしかたなく、序盤で本を閉じてしまいました…。ハリーポッターを読んだときもそうだったから、どこか水が合わない理由があるんでしょう。

    それが残念だし悔しいので、いつか再読します。

  • 2013/07/29

  • 田舎からパリにやってきたダルタニャンは、王と枢機卿が争う宮廷の陰謀に巻き込まれてしまう。ダルタニャンは親友となった三人の騎士とともに、イギリスへわたった王妃のダイヤをとりもどそうとする。

  • いやはや、子供時代に抄訳ものながらもこの「三銃士」や「モンテ・クリスト伯(岩窟王)」や作家は違うけれど「ああ、無情(レ・ミゼラブル)」を読み耽っていたのを懐かしく思い出します。  そんなワクワク・ドキドキの後遺症が未だに残っている KiKi は映画なんかでもコスチュームものが大好きだし、英雄伝とか騎士物語が大好物なんですよね~。  その根っこにある1冊は間違いなくこの「三銃士」なんですよね。

    そうであるだけに映画「仮面の男」で、アトス、ポロミス、アラミス、ダルタニャンに再会した時には役者が良かったというのもあるけれど狂喜乱舞しちゃったものでした。  思えばこの映画の元本(?)でもある「鉄仮面」もあの時期に読んでような記憶があります。  

    そしてこの物語を読むまでは「魔性の女」の魅力にはまったく気が付かなかった KiKi が、「ミレディってカッコいい!!」と目覚めちゃった作品でもありました。  正直なところモテモテのアンヌ王妃よりも、ダルタニャンの恋の相手のボナシゥ夫人よりも、はるかに印象的でカッコいい♪  まあ、最期はちょっと哀しいけれど・・・・・。

    (全文はブログにて)

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著者プロフィール

1802-70。フランスを代表する小説家・劇作家。生涯に長短合わせて250篇あまりの作品を書いたとされる。主な作品に『コルシカの兄弟』『モンテ・クリスト伯(巌窟王)』『三銃士』『ブラジュロンヌ子爵(鉄仮面)』『ダルタニャン物語』『王妃マルゴ』『王妃の首飾り』など。

「2016年 『ボルジア家』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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