絵画の素 TOPICA PICTUS

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (478ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000615150

作品紹介・あらすじ

絵を見ることは、そのたび新たに絵を発見すること。何かを生み出すことは、よりよく思い出すこと――作家自ら〈創作の秘密〉を語る魅惑的なエッセイは、古今東西、煌めく星座のような作品群の宇宙をめぐり、思いもよらなかった繋がりを解いてゆく。未知の傑作に出会う至福。もうあなたはこの絵を、忘れることができない。

感想・レビュー・書評

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  • 幅広いジャンルで活躍する美術家岡﨑乾二郎の絵画を素にしたエッセイ集、と言うのが一番合っているとは思うのだが、その衒学的とさえ言えそうな博識と深い考察、全ての絵の画像がきちんと収められていることもあいまって、他では味わえない読書体験をもたらす本になっていると思う。今までに出会ったことのない絵画、考えたことのない視点に出会えるかも知れない、そういう本である。

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著者プロフィール

1955年東京生まれ。造形作家。批評家。セゾン現代美術館、豊田市美術館で大規模な個展を開催するとともに、美術批評を中心として執筆を続ける。主著に『ルネサンス 経験の条件』(文春学藝ライブラリー)、『抽象の力 近代芸術の解析』(亜紀書房/第69回芸術選奨文部科学大臣賞)、『感覚のエデン』(亜紀書房/第76回毎日出版文化賞〈文学・芸術部門〉)、『絵画の素 TOPICA PICTUS』(岩波書店)など。

「2023年 『頭のうえを何かが Ones Passed Over Head』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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