追いついた近代 消えた近代: 戦後日本の自己像と教育

著者 :
  • 岩波書店
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感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (416ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000613620

作品紹介・あらすじ

西欧に追いつき,追い越す――.明治以降の近代化と敗戦を経て,1980年代に「追いつき型近代」を達成した日本は,どのような自己像をもち,社会の変化に対応しようとしてきたのか.本書では教育政策を過去と未来をつなぐ結節点ととらえ,政策文書や知識人・研究者の言説を繙き,現在につづく問題群の原点を抉り出す.著者渡欧以降10年来の力を注いだ意欲作.

感想・レビュー・書評

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  • 【書誌情報】
    『追いついた近代 消えた近代――戦後日本の自己像と教育』
    https://www.iwanami.co.jp/book/b473162.html

  • 戦後の日本人は欧米に追い付け追い越せを目標に努力してきた。ある時から日本人は欧米に追い付いたという認識がうまれた。それは目標の消失であった。目標を失った先人たちはいかにして新たな目標をつくりあげたのか、この本は昨今の日本社会の矛盾点の根源を教えてくれる良著です。同じ過ちを繰り返してはいけない。


    中央館3F : 図書 372.1//Ka67

  • 東2法経図・6F開架:372.1A/Ka67o//K

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著者プロフィール

オックスフォード大学教授

「2023年 『新・教育の社会学』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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