平和国家のアイデンティティ (リーディングス 戦後日本の思想水脈 第1巻)
- 岩波書店 (2016年6月11日発売)
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- Amazon.co.jp ・本 (350ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000270335
作品紹介・あらすじ
「敗戦国日本は平和国家へと転換した」-いささか食傷するほど語られてきたこの常套句は、果たして本当にそうであったのか?戦後論壇を彩った名著から浮かび上がるのは、戦前のアジア主義の残滓が陰に陽に影響を及ぼしながら、帝国主義とアジア主義、冷戦構造、果ては世代の問題まで、さまざまな対立軸が織りなす、保守と革新の入り組んだタペストリーであった。平和の理想(革新勢力)と現実(保守勢力)との二項対立的な図式を超えて、21世紀の「平和国家」の拠って立つ地盤を模索するための、今なお新鮮さに満ちた13篇を収録。
感想・レビュー・書評
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歴史
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309.021||Sa
・上原専祿「世界史における現代のアジア」『中央公論』1955年1月号。
・大熊信行「日本民族について」『世界』1964年1月号。
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