米軍基地権と日米密約: 奄美・小笠原・沖縄返還を通して

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  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (376ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000247269

作品紹介・あらすじ

戦後の日米間になぜかくも多くの密約が交わされてきたのか? 日米密約とは、地位協定を超える米軍の軍事的要求と、地位協定の範囲内に抑え込みたい日本側の相剋の末に編み出された妥協の技法だったのではないか。奄美―小笠原―沖縄返還の時系列とともに構造化・多様化していく密約のメカニズムを、日米の第一次史料を用いて徹底解明。

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  • 東2法経図・6F開架:319.1A/Sh65b//K

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著者プロフィール

1953年山形生まれ。日本大学大学院法学研究科修士課程、Portland State University大学院政治学研究科修了。博士(政治学)。日本大学特任教授。専攻 国際政治学・国際関係史。著書『国際政治理論の系譜――ウォルツ、コヘイン、ウェントを中心として』(信山社 2004年)『若泉敬と日米密約――沖縄返還と繊維交渉をめぐる密使外交』(日本評論社 2012年)『日米安保条約と事前協議制度』(弘文堂 2014年)『米軍基地権と日米密約――奄美・小笠原・沖縄返還を通して』(岩波書店 2019年、一般財団法人櫻田會特別功労賞受賞)などがある。

「2021年 『米兵はなぜ裁かれないのか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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