生命保険入門

著者 :
  • 岩波書店
3.46
  • (5)
  • (4)
  • (16)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 89
感想 : 11
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (197ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000236478

作品紹介・あらすじ

日本は生命保険の普及率が全世帯の約90パーセントに達する、世界でも一、二を争う生命保険大国であるが、これほど身近で高額な商品であるにもかかわらず、生命保険の仕組みがどうなっているのかということは詳しく知られていない。本書は、日本の生命保険の全体像を理解するためには、保険料の仕組みを中心とした生命保険という金融商品の特徴、それを販売する人たち、生命保険会社の機能について理解することが不可欠である、という視点に立って生命保険の基礎知識を説いた新しいタイプの実用的入門書である。さらに、日本の生命保険業界がいまどのような問題を抱えているか、消費者として生命保険を利用する場合にどのようなことに気をつけるべきかといった情報についても言及するよう心がけた。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 現在のライフネット生命社長である出口氏が執筆した生命保険に関する解説書、教科書。生命保険の歴史から仕組み、そして、理想とする生命保険のサービスにまで言及している。自分はファイナンシャルプランナーの資格をもっているので、保険についてはそれなりに知っているのもあってすんなり読めました。特に、最後の章で「理想の保険・サービスを考える」で理想とする生命保険サービスが記載されており、将来はこの理想が実現される社会であってほしいと思います。いずれにしても、生命保険について知りたいという人は、本書はおすすめだと思います。
    ライフネット生命は、おそらくこの理想を実現しようと出口氏が起業したのだと思います。ライフネット生命が生命保険業界をどう変えてくれるか、今後の動きが楽しみです。

  • お金
    社会

  • 社会人になっても生命保険には入らない。
    けれど、結婚したら生命保険に入ろうかな。
    そういう人はけっこう多いはず。
    貯金は三角、保険は四角。
    大学の教科書みたいな感じだけど、
    知っておくといい保険の知識。

  • のちにライフネット創始者になる人が書いた本。
    入門書であっても保険の仕組みはわかりづらいことを
    知ることになる本。
    掛け捨てでいい。

  • 2008/2/1 購入

  • 一度、読んでみたいな。

  • 表紙が地味だ。地味すぎる。
    生保に入る前に読もう。

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

出口治明の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×