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- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784000227117
作品紹介・あらすじ
日本の植民地支配、解放、朝鮮戦争、そして南北分断の固定化。朝鮮半島の激動の時代、韓国の知識人はどんな試練に直面し、どう格闘してきたのか。本書は1980年代以降、とくに90年代を中心に現代韓国の思想の変容を民主化運動や労働運動・統一運動、そして各種市民運動の展開などに即して跡づけ、南北統一に向けた新たな思想の枠組みを模索する。直面する現実の重さを知るその苦闘の足跡は、同時代を生きるわれわれの思想の姿をも照らし出す。
感想・レビュー・書評
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主に韓国の政治思想について広く紹介している。
韓国政治を学ぼうという人でなくては、この本を最後までは読めないはず。あまりにも難解。また、ハーバーマス、アルセチュール、ギデンズ・・・などなどの政治思想を理解していることを前提に書かれているため、基礎知識がないとつらい。
が、韓国政治論を非常に詳しく紹介しているため、本当に韓国政治を学ぶものには非常にありがたいものになっている。一度読んだだけでは、内容を消化できないので何度も読むことが必要か。
在日の教授が書いたものだが、韓国語でも出版されており、高い評価を得ている。詳細をみるコメント0件をすべて表示
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