吾輩は猫である (漱石文学作品集 1)

  • 岩波書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (563ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784000090018

作品紹介・あらすじ

「猫」が描いてみせる苦沙弥先生とその一党の言動は名人の落語さながらに我々の哄笑をさそってやまぬ。だが読み進んでゆくとそんな笑いと笑いの合い間にひどく真面目な、いや恐ろしく深刻なくだりのあることに嫌でも気づかされる。それは漱石がいち早く生きた近代日本の暗部の反映に他ならなかった。

感想・レビュー・書評

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  • おもしろい。すごく頭がいいなぁと思う。個人的に迷亭が好き。

  • 再読です。今読んでも普通に面白いのは凄いと思います。苦沙弥先生、迷亭、寒月のトリオが好きです。馬鹿です。

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著者プロフィール

1867(慶応3)年、江戸牛込馬場下(現在の新宿区喜久井町)にて誕生。帝国大学英文科卒。松山中学、五高等で英語を教え、英国に留学。帰国後、一高、東大で教鞭をとる。1905(明治38)年、『吾輩は猫である』を発表。翌年、『坊っちゃん』『草枕』など次々と話題作を発表。1907年、新聞社に入社して創作に専念。『三四郎』『それから』『行人』『こころ』等、日本文学史に輝く数々の傑作を著した。最後の大作『明暗』執筆中に胃潰瘍が悪化し永眠。享年50。

「2021年 『夏目漱石大活字本シリーズ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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