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ローカリズム宣言―「成長」から「定常」へ 単行本(ソフトカバー) – 2017/12/7
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資本主義が崩壊しつつある今、本当に豊かな生き方とは?ヒントは「ローカル」と「定常経済」にあり!
あらゆるものが「お金」に一元化され、格差が拡大しつづける現代社会に、疑問を感じているすべての人にぜひ読んでいただきたい1冊です。
とくに若い方々が、「これからの日本」について深く考えるきっかけとなれば幸いです。
【本書より】
都市から脱出する以上、資本主義の常識はいったん棄てる必要があります。「脱都会」は同時に「脱市場・脱貨幣」経済へのシフト、「成長モデル」から「定常モデル」へのシフトを意味しています。 (第3章 国家の「株式会社化」より)
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社デコ
- 発売日2017/12/7
- 寸法18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-104906905161
- ISBN-13978-4906905164
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商品の説明
著者について
内田 樹
うちだ・たつる
1950年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒業。東京都立大学大学院人文科学研究科博士課程中退。神戸女学院大学文学部助教授・教授を経て2011年に退職。現在、神戸女学院大学名誉教授。京都精華大学客員教授。昭和大学理事。神戸市内で武道と哲学のための私塾「凱風館」を主宰。合気道七段。主著に『ためらいの倫理学』、『レヴィナスと愛の現象学』、『先生はえらい』など。『私家版・ユダヤ文化論』で第六回小林秀雄賞、『日本辺境論』で2010年新書大賞。執筆活動全般について第三回伊丹十三賞を受賞。
登録情報
- 出版社 : デコ (2017/12/7)
- 発売日 : 2017/12/7
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 280ページ
- ISBN-10 : 4906905161
- ISBN-13 : 978-4906905164
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 72,577位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,754位哲学・思想 (本)
- - 15,346位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について

1950(昭和25)年東京都生まれ。東京大学文学部仏文科卒。現在、神戸女学院大学文学部総合文化学科教授。専門はフランス現代思想。ブログ「内田樹の研究室」を拠点に武道(合気道六段)、ユダヤ、教育、アメリカ、中国、メディアなど幅広いテーマを縦横無尽に論じて多くの読者を得ている。『私家版・ユダヤ文化論』(文春新書)で第六回小林秀雄賞受賞、『日本辺境論』(新潮新書)で第三回新書大賞を受賞。二〇一〇年七月より大阪市特別顧問に就任。近著に『沈む日本を愛せますか?』(高橋源一郎との共著、ロッキング・オン)、『もういちど村上春樹にご用心』(アルテスパブリッシング)、『武道的思考』(筑摩選書)、『街場のマンガ論』(小学館)、『おせっかい教育論』(鷲田清一他との共著、140B)、『街場のメディア論』(光文社新書)、『若者よ、マルクスを読もう』(石川康宏との共著、かもがわ出版)などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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以下、自分が特に関心を抱いた場所をピックアップしました。
1. 「人間の身体が消費の限界」という示唆も誰もが分かっているはずなのに忘れてしまっている(あるいは考えないふりをしている)、それを超えるための金融であり、これまで手に入れたものを全てなかったものにするための兵器であることは自明ですね。全ては資本主義を延命させるための過ぎないということですね。
2. また「藩を自治体の基礎にするというアイディア」も示唆に富んだ面白いものだと思いました。結局のところヨーロッパのカトリック諸国の行政単位となるコミューンとは違って、日本の廃藩置県ではかなり形式的に行政区が分割されてしまったということなんでしょうね。なので150年たった今も都道府県が地域住民のアイデンティティになり得ていないと。
あと一応世間的には若者と呼ばれる年齢として(笑)、 「若者の直感」という魅力的なキーワードが頻繁に出てきたのは良かったです。
大事なところが多過ぎてメモにノートを何ページも使っちゃいました。
今日この形態による歪みや揺らぎが、世界各国で見えてきている。我が国におい
ても同様であるものの、そうした事態へ気づき、行動を起こす人は未だ少ない。
「グローバル資本主義」の前提が「成長」であり、この「成長」を持続すること
が難しいということが明らかになりつつある現在、私達が目指す方向性はどこに
あるのか。内田樹氏。これまでも多くの著書で主張している方向性である。それ
が「定常」。この「定常」を進めていく中で、いったいどのような物の見方・考
え方・姿勢が必要であるのか。本書を読み進めていくと明らかである。
株式会社的な考え方にどっぷりとつかっていれば、そんな考え方で生き抜くこと
は無理だ、と一蹴されるのかもしれない。しかし株式会社的な考え方で生き抜く
ことの方が無理筋ではないかと、本書からは考えさせられる。
合理性の追求によって社会全体が繁栄するという建前で許されている資本主義を悪用した
金儲けのための金儲けによって今生きている人間が疲弊している現状に違和感を感じている人なら
著者が矢継ぎ早に放つ鋭い指摘に頷く部分は多いことでしょう。
文章も極めて読みやすく資本家や政治家、官僚に対する批判量は多くとも文章に下品なところはありません。
勉強になる以上に単純に面白い、おすすめの1冊です。