当初、読みながら違和感を感じる。
なぜか?
すぐに分かる、13歳ではないから。
13歳の目線に合わせ、意識して読み進む。
13歳の世界観って?何でしょうか?
親、同級生、先生でしょうね。
その対人関係の中で、喜怒哀楽を重ねながら、
感覚的な人格をつくっていくのでしょうね。
表題は「13歳へ」
サブタイトルが「よい親も、よい先生も、あなた次第」
長老の話は、
一つ、「子どもこそ大人を育てられる」
一つ、「世の中は、なんでも組み合わせ」
の二つからなっています。
働きかけの主体と、関係による現象について考えるもののようです。
簡単とか分かりやすいということではなく、
13歳の年頃の子どもが持つ最大の関心に焦点をあてて真理を説かれています。
大人として読んで、どうか?
同じ年頃の子どもと話してみたくなる内容です。

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13歳へ (よい親も、よい先生も、あなた次第) 単行本(ソフトカバー) – 2010/8/25
アルボムッレ スマナサーラ
(著)
- 本の長さ114ページ
- 言語日本語
- 出版社サンガ
- 発売日2010/8/25
- ISBN-104904507649
- ISBN-13978-4904507643
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商品の説明
出版社からのコメント
13歳のときに出家したスマナサーラ長老が、「現代の13歳たちに伝えたかったこと」とは、いったいどんなことでしょうか? 本書は、雲雀丘学園中学校における実際の講演会と中学生との交流をもとにした作品です。思春期に入り戸惑いを感じ始めている13歳の若者に対し、スマナサーラ長老は、「今までみなさんは大人に育てられてきましたが、今度は、みなさんが大人を育てる番です」と語りかけます。それが楽しく思い通りに人生を歩み始めるコツだと言うのです。いったいどういうことなのでしょうか?(――詳しくは本書にてどうぞ!) 中学生へ向けたスマナサーラ長老の語り口は、ユーモアを交えた優しい言葉で、思わず聞き入ってしまいます。 中学生によるスマナサーラ長老への質問も掲載されています。素朴な中学生の質問に、スマナサーラ長老は、シンプルな言葉で、ブッダの智慧の大切な部分を若者たちに伝えます。 心を和ませるイラストや、中学生とスマナサーラ長老が笑顔で語り合う写真も掲載さています。 中学生はもちろんのこと、大人が読んでも、「そうか、そういう考え方があったのか」と、前向きに頑張ろうと感じることのできる一冊です。 気軽に読むことのできる体裁の本ですので、お釈迦様の智慧に触れる入門書として、また、手軽なプレゼントの書籍としてもお勧めです。
登録情報
- 出版社 : サンガ (2010/8/25)
- 発売日 : 2010/8/25
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 114ページ
- ISBN-10 : 4904507649
- ISBN-13 : 978-4904507643
- Amazon 売れ筋ランキング: - 885,739位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 978位法話
- カスタマーレビュー:
著者について
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スリランカ上座仏教(テーラワーダ仏教)長老。1945年4月、スリランカ生まれ。13歳で出家得度。スリランカの国立ケラニヤ大学で仏教哲学の教鞭を とった後、1980年に国費留学生として来日。駒澤大学大学院博士課程を経て、現在は日本テーラワーダ仏教協会で初期仏教の伝道と瞑想指導に従事。全国で 講演やセミナーなども行い、ブッダの根本の教えを説き続けている。また、朝日カルチャーセンター(東京)の講師を務める(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『くじけないこと 角川SSC新書』(ISBN-10:4047315354)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2023年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
13歳という多感な時期にわかりやすく問いかける内容だと感じました。
2014年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
状態きれいで、大満足してます。
読みやすい内容です。中学生は是非読んでほしい。
読みやすい内容です。中学生は是非読んでほしい。
2010年9月2日に日本でレビュー済み
上座仏教の長老が中学生を対象に講演した内容を本にしたもの。
子供の仕事は、親や教師を育てることだと説く。
方法は簡単で、褒めたり優しくしたりすること。
全ての人間関係を良くする方法でもあるなと思った。
中学生とのQ&Aは、率直な疑問に的確に答えていて大人でもためになる。
子供の仕事は、親や教師を育てることだと説く。
方法は簡単で、褒めたり優しくしたりすること。
全ての人間関係を良くする方法でもあるなと思った。
中学生とのQ&Aは、率直な疑問に的確に答えていて大人でもためになる。
2010年9月7日に日本でレビュー済み
子供向けということで、薄くて字も大きく、大人であれば30分ぐらいで読める本。
子供に向けた本書は、言ってしまえば、大人をいかに自分に都合がよいように動かすか、
という視点で書かれている。 したがって大人が読んでも人付き合いにおいて十分参考になるだろう。
だが、この本を子供が自分で買には、金額が高い。
学校での講演会を本にしたそうだが、本として販売する際、親向けにも内容を書き下ろし、
親子双方に向けて一冊の本にした方が、子供の目に触れる機会も多くなったのでは。
子供に向けた本書は、言ってしまえば、大人をいかに自分に都合がよいように動かすか、
という視点で書かれている。 したがって大人が読んでも人付き合いにおいて十分参考になるだろう。
だが、この本を子供が自分で買には、金額が高い。
学校での講演会を本にしたそうだが、本として販売する際、親向けにも内容を書き下ろし、
親子双方に向けて一冊の本にした方が、子供の目に触れる機会も多くなったのでは。
2012年6月19日に日本でレビュー済み
中学生を対象にしたスリランカのお坊さんの講演記録です。仏教語をまったく使わずに、対人関係が思い通りになる秘訣を教えます。
★講演前半は「大人たちへの対応」がテーマ。「親がいやだ、先生がいやだ」と不平不満を言うのでなく、「大人を育てる」ことを提案。褒めたり感謝したりして栄養をあげて、よい大人に育てようという対等の発想です。
★講演の後半はさらに人間関係の仕組みを掘り下げ、「自分が先によい人間になれば、相手もよい人間になる」という法則を導きます。「人間関係は自分次第。人生も自分次第。世界が味方になるようチャレンジしよう」と呼びかけます。
相互依存や平等主義など仏教の考え方がたぶんベースにあるのでしょうが、仏教の話は一切出てきません。エッセンスを理解している人しかできない話し方です。
大人の不完全さが見えてきた中高生が読めば、得るものは大きいでしょう。
また、どの世代の読者にも「互いに育てあう」という発想は、新鮮で示唆に富むものです
★講演前半は「大人たちへの対応」がテーマ。「親がいやだ、先生がいやだ」と不平不満を言うのでなく、「大人を育てる」ことを提案。褒めたり感謝したりして栄養をあげて、よい大人に育てようという対等の発想です。
★講演の後半はさらに人間関係の仕組みを掘り下げ、「自分が先によい人間になれば、相手もよい人間になる」という法則を導きます。「人間関係は自分次第。人生も自分次第。世界が味方になるようチャレンジしよう」と呼びかけます。
相互依存や平等主義など仏教の考え方がたぶんベースにあるのでしょうが、仏教の話は一切出てきません。エッセンスを理解している人しかできない話し方です。
大人の不完全さが見えてきた中高生が読めば、得るものは大きいでしょう。
また、どの世代の読者にも「互いに育てあう」という発想は、新鮮で示唆に富むものです