この本は、心に余裕がある人向けの貧乏のススメだと思います。
例えば、派遣切りにあって、自分は貧乏だと思っている人が読んでも、参考にならないと思います。
斉藤氏は東大の大学院を卒業しているから、教授になるという夢を持ち、講師をすれば適度のバイト料は稼げたと思います。
今現在、一度、ドロップアウトするとナカナカ脱出するのは難しく、夢を考えるのも大変な世の中。
斉藤氏の貧乏と、世間一般の貧乏の基準が少し違うかもしれませんね。
でも、心に少し余裕がある人にとっては、コミニュケーションの事等書いてあって、大変参考になると思います。
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<貧乏>のススメ 単行本 – 2009/9/18
齋藤 孝
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「不況、不況」と言われる時代に、<貧乏>を自分の中にもっている人は強い。
少々のことがあっても動じない。
貧乏体験が一度もなくても、情を肌でわかる「貧乏感性」があれば、その人の中には<貧乏>がある。
「体験の石油化をはかる」
「誇りをもってプライドを捨てろ」
「貧しても鈍しない」……。
三十二歳時、妻一人、子ども二人、定職、定収入なし。所属なし。年収二百万円台。
その時代に著者が獲得した、「貧乏を力に変える10の技術」を初公開!
少々のことがあっても動じない。
貧乏体験が一度もなくても、情を肌でわかる「貧乏感性」があれば、その人の中には<貧乏>がある。
「体験の石油化をはかる」
「誇りをもってプライドを捨てろ」
「貧しても鈍しない」……。
三十二歳時、妻一人、子ども二人、定職、定収入なし。所属なし。年収二百万円台。
その時代に著者が獲得した、「貧乏を力に変える10の技術」を初公開!
- 本の長さ222ページ
- 出版社ミシマ社
- 発売日2009/9/18
- ISBN-104903908143
- ISBN-13978-4903908144
商品の説明
著者について
1960年静岡県生まれ。東京大学法学部卒業。同大学大学院教育学研究科博士課程を経て、現在明治大学文学部教授。専門は、教育学、身体論、コミュニケーション技法。2001年刊行の『声に出して読みたい日本語』(草思社、毎日出版文化賞特別賞受賞)が話題に。
著書に『若いうちに読みたい太宰治』(ちくまプリマー新書)、『会議革命』(PHP文庫)、『1分で大切なことを伝える技術』『凡人が一流になるルール』(以上、PHP新書)、『人を10分ひきつける話す力』(だいわ文庫)、『呼吸入門』(角川文庫)、『雑菌主義宣言!』(文藝春秋)など多数ある。
著書に『若いうちに読みたい太宰治』(ちくまプリマー新書)、『会議革命』(PHP文庫)、『1分で大切なことを伝える技術』『凡人が一流になるルール』(以上、PHP新書)、『人を10分ひきつける話す力』(だいわ文庫)、『呼吸入門』(角川文庫)、『雑菌主義宣言!』(文藝春秋)など多数ある。
登録情報
- 出版社 : ミシマ社 (2009/9/18)
- 発売日 : 2009/9/18
- 単行本 : 222ページ
- ISBN-10 : 4903908143
- ISBN-13 : 978-4903908144
- Amazon 売れ筋ランキング: - 775,731位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年静岡生まれ。明治大学文学部教授。東京大学法学部卒。同大学院教育学研究科博士課程を経て現職。『身体感覚を取り戻す』(NHK出版)で新潮学芸賞受賞。『声に出して読みたい日本語』(毎日出版文化賞特別賞、2002年新語・流行語大賞ベスト10、草思社)がシリーズ260万部のベストセラーになり日本語ブームをつくった。著書に『読書力』『コミュニケーション力』『古典力』(岩波新書)『理想の国語教科書』(文藝春秋)『質問力』『現代語訳学問のすすめ』(筑摩書房)『雑談力が上がる話し方』(ダイヤモンド社)等多数。TBSテレビ「情報7days ニュースキャスター」等テレビ出演多数。NHK Eテレ「にほんごであそぼ」総合指導。 (写真提供:草思社)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年11月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年11月10日に日本でレビュー済み
マンガ
闇金ウシジマくん 1 (ビッグコミックス)
を読んだ後だったので、
読後の感想としては著者は「昔は貧乏だったんだぜ!」と言って自慢がしたいだけとしか受け取れません。
切実さが感じられないし、最悪「ヒモ」状態でも喰っていけるから貧乏を楽しみました。と余裕を感じさせる
回顧録には「高学歴なのでその気になれば退屈で自由な時間が制限されるサラリーマンなんてすぐなれるし」
という感情が所々に見え隠れします。
確かに言っている事は素晴らしい内容が多いです。おそらく他人の思想を借りてきただけで
貧乏を甘くみているため、矛盾があちらこちらに生じています。
「唯一の資産「時間」をネットで無駄にするな」と言いならが、時間を無駄に使っていると思えないような
遊び方があってみたり(P.178)他にも矛盾だらけです。
闇金ウシジマくんを読んで、貧乏の恐ろしさを心に刻んでお金を節約したほうが
この本を読むより「大切な時間」の節約になるため評価を減らしました。
読後の感想としては著者は「昔は貧乏だったんだぜ!」と言って自慢がしたいだけとしか受け取れません。
切実さが感じられないし、最悪「ヒモ」状態でも喰っていけるから貧乏を楽しみました。と余裕を感じさせる
回顧録には「高学歴なのでその気になれば退屈で自由な時間が制限されるサラリーマンなんてすぐなれるし」
という感情が所々に見え隠れします。
確かに言っている事は素晴らしい内容が多いです。おそらく他人の思想を借りてきただけで
貧乏を甘くみているため、矛盾があちらこちらに生じています。
「唯一の資産「時間」をネットで無駄にするな」と言いならが、時間を無駄に使っていると思えないような
遊び方があってみたり(P.178)他にも矛盾だらけです。
闇金ウシジマくんを読んで、貧乏の恐ろしさを心に刻んでお金を節約したほうが
この本を読むより「大切な時間」の節約になるため評価を減らしました。
2010年1月5日に日本でレビュー済み
<貧乏>のススメ、というより、泥臭い生き方のススメ、とでもいった感じ。
今は色々豊かで便利だけど、そうでないからこそ実感できることはたくさんあるよ、という話。
「大学の時、みんなで人んちに居候して馬鹿やってた感覚がいい」とか、
「仕事が無くなるのが怖くて、ついつい仕事を受けちゃう、だがそれがいい」とか、
「やっぱ地元の仲間、サイコウっしょ!」みたいな、話だらけで、
啓蒙的なものでは全然無く、酒を飲んでは「若者よ、もっと楽しみたまえ」
と語り出す近所のおじさんの与太話、といった雰囲気だ。
「インターネットは便利すぎて好きじゃない」なんて発言も多くて、
いかにも懐古主義のおじさん、という体裁で、
ふつうなら僕らのような若い世代の反発をうみそうでもあるけれど、
綺麗にまとめた文章ではなくて、書いている当人が熱く語っている感じがするから、
微笑ましくて憎めないんだよなぁ。
ビリー・ジョエルと忌野清志郎がいいよ、だなんてお節介以外の何物でもないのに(笑)。
読み終えると、ふっと肩が軽くなっているような、
「まぁ、頑張りすぎ無くても、幸せは色んなところにあるさ」と言ってもらえるような本。
周りにそう言ってくれるおじさんがいない若者たちに、ぜひ。
今は色々豊かで便利だけど、そうでないからこそ実感できることはたくさんあるよ、という話。
「大学の時、みんなで人んちに居候して馬鹿やってた感覚がいい」とか、
「仕事が無くなるのが怖くて、ついつい仕事を受けちゃう、だがそれがいい」とか、
「やっぱ地元の仲間、サイコウっしょ!」みたいな、話だらけで、
啓蒙的なものでは全然無く、酒を飲んでは「若者よ、もっと楽しみたまえ」
と語り出す近所のおじさんの与太話、といった雰囲気だ。
「インターネットは便利すぎて好きじゃない」なんて発言も多くて、
いかにも懐古主義のおじさん、という体裁で、
ふつうなら僕らのような若い世代の反発をうみそうでもあるけれど、
綺麗にまとめた文章ではなくて、書いている当人が熱く語っている感じがするから、
微笑ましくて憎めないんだよなぁ。
ビリー・ジョエルと忌野清志郎がいいよ、だなんてお節介以外の何物でもないのに(笑)。
読み終えると、ふっと肩が軽くなっているような、
「まぁ、頑張りすぎ無くても、幸せは色んなところにあるさ」と言ってもらえるような本。
周りにそう言ってくれるおじさんがいない若者たちに、ぜひ。
2009年10月18日に日本でレビュー済み
斎藤孝氏の本は何冊も読んできたが、その中でも異色の一冊だと思います。
平易は書かれており、気負わず読めます。疲れたときに、パラパラと読み進めました。
現在、無職・貧乏で苦しんでいる人はもちろん、なんとなく惰性で日々を過ごしているサラリーマンや学生の方が読んでも、考えさせられる一冊です。
十分に名誉も知名度もある斎藤氏が、
あえて、なぜこの時期に、この内容を、小さな出版社の仕事でありながら取り組んだのか・・・
(本当なら、誰にも知られたくないような貧乏だったころの自身の体験を含めて)
気軽に読める文章でありながら、
いままでの斎藤氏の本の中で、一番強いメッセージを感じました。
平易は書かれており、気負わず読めます。疲れたときに、パラパラと読み進めました。
現在、無職・貧乏で苦しんでいる人はもちろん、なんとなく惰性で日々を過ごしているサラリーマンや学生の方が読んでも、考えさせられる一冊です。
十分に名誉も知名度もある斎藤氏が、
あえて、なぜこの時期に、この内容を、小さな出版社の仕事でありながら取り組んだのか・・・
(本当なら、誰にも知られたくないような貧乏だったころの自身の体験を含めて)
気軽に読める文章でありながら、
いままでの斎藤氏の本の中で、一番強いメッセージを感じました。